「サラリーマン残酷物語」(はてな年間100冊読書クラブ 20/100)

  • 凄まじい会社側の対応に絶句‥

私も最近は会社への不平不満は山のようにありますが(笑)
この本に書かれている事例はもっと凄まじいですね‥
・転籍に反対したため、窓際族状態で放置
・部下のリストラに反対したため、自らがリストラされてしまった管理職
・大型商社の倒産に巻き込まれた社員
など、会社側の理不尽すぎる扱いが取り上げられています。
最初の、「窓際族状態で放置」の事例は、
会社側が転籍を拒否した社員に対して、
見せしめのために取った手段なのですが、
あまりに凄まじい様子にゾッとしてしまいました。
もっとも、社員側も隠しマイクで暴言を逐一録音したりして、
しっかりと防御策を取っており、この結果
会社側との裁判にあたっては、圧倒的優位に立ったようですが。

  • サラリーマンは気楽な稼業ではありませんな‥(^^;)

この本に書かれた例に比べれば、今の私の状況なんて
はるかにましかなって感じがしますね‥(^^;)
まぁでも、今の私もうつ病状態で苦しんでいるのは
間違いない事実なのですが。
そして、過労死やいじめ・うつ病などから自分を守る
「職場を生き抜く知恵」も紹介されていますね、
う〜む、サラリーマンは気楽な稼業からは
今や程遠いって感じですなぁ。
まぁ会社というピラミッド組織の中においては、
パワーハラスメント」なんて日常茶飯事ですけどね‥
お金を稼いで、食べていくためには、
ある程度の我慢が必要なのは、私も自覚はしていますけど。
ただ、「会社との戦い方」については、
今後私もどういう状況に置かれるか解りませんから、
知っておいて良いというか、知っておくべきことなのでしょうね。
まさに「残酷物語」というタイトルが
相応しい内容って感じでした。