昨日の大河ドラマ「功名が辻」 第7回「妻の覚悟」

  • 信長上洛も、もう一つ実感に乏しく‥

織田信長舘ひろし)が、足利義昭三谷幸喜)を奉じて上洛しますね。
歴史的には大きな出来事ですが、今回のドラマは
織田家の中ではまだまだ下っ端の山内一豊上川隆也
&千代(仲間由紀恵)夫妻が主人公のため、上洛という大事も、
どこか他人事のように感じてしまいますな‥(^^;)
この時の一豊等にとっては、上洛するにあたって暫く家を留守にする、
という感じで、現在ならさしずめ長期出張or単身赴任に出掛ける
というような心地だったのかもしれません‥
まぁもっともただお気楽な感じで上洛するのではなく、
信長に抵抗する六角氏との戦闘も予定されていた訳ですから、
実際には「生きて帰ってきて」という
悲壮な状況で出掛けたのでしょうけど‥(^^;)

信長一行はは妹・お市の方の婿・浅井長政の城で一夜を過ごしますが、
この時に、長政の父・久政らは、信長を討とうとしていたようですね。
結果的には長政はその行動を許さなかったわけですが、
後日信長の越前・朝倉攻めの際に、長政は朝倉氏との同盟を重視し、
信長とは縁を切ってしまうんですよね‥
その結果信長の怒りを買って、浅井氏は滅亡とあいなるわけですが、
いずれ縁を切るのなら、今回討っても良かったのでは‥
と思ってしまいました。ここで信長が討たれていれば、
おそらく歴史も変わったでしょうね(^^;)
まぁ、信長を討たなかったのも、朝倉氏との同盟を貫いたのも、
浅井長政自身が持っていた武士道精神というか、
「義」の心の現われなのでしょうけど。
でも「義」だけでは、生き残りが出来ないこともある、
という結果は少し寂しいものがあるカナ、とも思います。