「スレイヤーズすぺしゃる(25) 騎士道のススメ」(はてな年間100冊読書クラブ 85/50)

  • 引き続き、リナとナーガの珍道中

スレイヤーズシリーズも長続きしているって感じですね。
本編はかなり前に完結し、最近では番外編とも言える
「すぺしゃる」シリーズの展開となっていますが、
今回でもう25巻、まだまだ続きそうですな。
主人公のリナ・インバースと腐れ縁的な相棒(笑)のナーガの
お気楽極楽珍道中に徹した(笑)コミカルな展開が
好評を博しているのかなという感じですね。
まだまだ売れているようなので、本の発売元の富士見書房も、
手放したくないラインナップなのでしょうね。

  • ただ、パターン化して来てさすがに飽きも感じますね‥

今回は、タイトルにも採用されている、
騎士の父親とグレかけている息子との対決モノなどの
ストーリーが収録されていました。
上記のようなノリは相変わらずで、お気軽に楽しめる
まさに「ライトノベル」の代表選手という感じなのですが、
あまりにも長く続いているだけに、
最近はさすがに個人的には少し飽きが来たカナ〜、
という感じも否めませんでした。
例えば、「病院に幽霊が出没する」ストーリーのほうは
オチがもう一つ面白くなかったな、という感じがしました。
この「スレイヤーズすぺしゃる」シリーズは、
オチが脱力系というか苦笑い系な事が多くて(笑)
そのくだらなさが魅力の一つでもあるのですが(笑)
幽霊編のほうは、特に笑えることも無い
普通の締めって感じでしたから。
普通の小説ならそれでも良いのですが、
スレイヤーズすぺしゃる」シリーズに、
読者が期待するところは、普通のオチでは無いかなって思います。
まだまだ人気のあるうちに(ってまだ人気はあるのかな‥(^^;)
引導を渡してあげた方が良いのかな、
という感じが個人的にはしています‥