天皇賞・秋 総括

中距離G1路線の緒戦、天皇賞・秋は1番人気の
ゼンノロブロイ(2着)が抜け出しかけたところを、
なんと人気薄の牝馬ヘヴンリーロマンスが、
最後にロブロイを交わして勝ちましたね。
ヘヴンリーロマンスは、今年の夏の大レース・札幌記念(G2)を
勝ったとはいえ、負かした相手はファストタテヤマ
コイントスといったいわゆる2流どころでしたから、
全く昨日の予想時には想定外扱いでした。
まさかあのゼンノロブロイに勝つとは‥という感じでしたね。
天皇賞だから「天(=ヘヴン)」
そして紀宮さまの「ロマンス」といった(笑)
こじつけ系でも無いと取れない馬券ってところでしょうか(^^;)
この馬券を取った人は素直に凄いと思います。

  • レース展開を読み違えたことが敗因‥

今回の敗因は、まずはレース展開を読み違えていたことですね。
レースは道中、予想以上のスローペースで進みました。
「先行争いを繰り広げる」と予想していた、
ストーミーカフェタップダンスシチーが先行争いをせず、
タップが2番手に位置して流れが落ち着いてしまいましたからね‥
こういう展開では、追い込み馬の◎ハーツクライ(6着)には
辛い流れになってしまいました‥ハーツの鞍上のルメール騎手も
通常より前の位置取りではありましたけど、
直線は伸びなかったというか、
他の馬と同じ脚取りになってしまいましたね。
う〜む、追い込み馬は展開に左右されてしまいますから、
やはり全幅の信頼は置き辛いですな‥

  • 明暗を分けた牝馬2騎、スイープ&ダンムー

スイープトウショウ(5着)は、レースの前にゲート入りを
嫌がったりして、体力を消耗してしまいましたね。
この馬も今日のように気が悪いところがありますからねぇ‥
全幅の信頼は置き辛いですね、印では▲以上は打てないですな。
でも、まともに走った時は強いですから、
性質が悪いんですよね‥(^^;)
3着にはダンスインザムードが見事な復活振りを見せました。
先行集団から4コーナーで抜け出し、
直線半ばまで先頭に立つ、見せ場たっぷりのレースでしたね。
ダンスは今年はイマイチなレースが続いており、
私はいい加減見放していましたけど(笑)
状態が徐々に上がって来ていたかと思います。
&今日は北村宏司騎手も好騎乗でしたね。