「農業と食料がわかる事典」(はてな年間100冊読書クラブ 40/50)
- 作者: 藤岡幹恭,小泉貞彦
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2004/03/20
- メディア: 単行本
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- コメ離れが進んで「食糧自給率40%」という日本の現実
(輸入が止まった時に、食糧の備蓄がされていない‥)
- 穀物に比べて肉食は、カロリー生産高という点では効率が悪い
(肉を生産するには、その7倍のカロリーに相当する穀物が必要、
また先進国は食べ残し等、食料的に贅沢な暮らしをしているが、
一方で発展途上国は飢えにあえいでいる。)
- 国内農家保護のため、日本国民は割高なコメを買わされている
(加えて零細農家が多いため、効率が悪い)
といった感じで、食料事情や農業について良く解る本でした。
(ただ、「食料」とタイトルにあっても、畜産業はありますけど
漁業については触れられていないですね‥)
私の普段の暮らしの中では、今は農業には縁がありませんが、
自分の口に入る食べ物のことでもありますから、
興味を持って読む事が出来ました。この本のような
手軽に知識を増やせる、平易な内容の「入門書」は便利ですね。