大相撲名古屋場所 千秋楽

琴欧州の快進撃などで久しぶりに盛り上がった感のある、
大相撲でしたけど、最後は結局朝青龍の5連覇で幕を閉じました。
琴欧州朝青龍が2敗で並んでいた千秋楽ですが、
琴欧州若の里にあっさりと負けてしまいました。
う〜む、緊張していて足が出なかったようですが、
まだ相星、「この一番に勝ったら優勝」という場面では
ありませんでしたから、
ここはもうちょっと楽に行きたかったところですね。
千秋楽で緊張して本来の相撲が取れなかった、というパターンは、
昨年(だったかな?)平幕優勝寸前まで行った北勝力を思い出します。
このあたり、もはや優勝には慣れてしまった百戦錬磨の朝青龍とは違って、
平幕力士の優勝への壁というものを感じさせますね。
琴欧州は今回の経験を糧にして、今後も頑張って貰いたいものです。
琴欧州は今場所の活躍で、今場所は途中休場してしまった白鵬と並んで、
「打倒朝青龍」の筆頭候補に上がってきた感がありますね。

大関陣は例によってイマイチでしたね(笑)
途中休場の千代大海は、まぁ来場所で引退かな(笑)
朝青龍が2敗して、魁皇にもチャンスが一時期ありましたけど、
直接対決を見る限りでは、やはり朝青龍とは力の差があったかな、
という感じでしたね。そして地元の名古屋場所
大関取りがかかっていた琴光喜ですが、あえなく負け越しでした。
例によって琴光喜は好調さが2場所続きませんね、
これでは大関取りは厳しいでしょうな。
外国人勢では、白鵬は途中休場していましたけど、
前述の琴欧州に加え、今場所朝青龍を破った黒海
ようやく一つ壁を乗り越えた感がありますね。
あとは人気力士の高見盛が久々に好調(笑)で
お客さんも満足って感じカナ。
13日目は平日に満員御礼になったそうですけど、
これは久しぶりのことだったそうです。
あとは、ブログを開設している事でもお馴染みの普天王
魁皇千代大海の2大関を倒して技能賞を獲得しましたね。
今場所10勝のうち、不戦勝が2勝と恵まれた面もありますが、
良い体格をしていますし、実力もつけてきているとは思います。