[はてな100冊]「図解雑学 美術でたどる世界の歴史(はてな年間100冊読書クラブ 10/50)

美術でたどる世界の歴史 (図解雑学シリーズ)

美術でたどる世界の歴史 (図解雑学シリーズ)

また図解雑学モノで冊数を稼いでしまう、という感じですね(^^;)
今度は美術史を扱った本です。
私は最近は美術館で絵を見る事はかなり好きになってきましたけど、
美術史とかそちらの方面はあまり知識が無いので、
絵を鑑賞する時に少しでも理解が深まれば、と思って読んでみました。
この本のスタイルでもある、
「見開き2ページの左側に文章による説明、
右側に説明に関する図がある」というパターンに則って、
右側に左側で説明されている絵の写真があるのは良いのですが、
その写真が白黒のため見辛く、残念ながら文章で説明されている内容が
もう一つピンと来なかった箇所が多かったです。
「写真はカラーで&もっと大きく」が理想なのですが、
それだと本の値段も高くなってしまいますから、
折り合いが難しいところではありますね‥(^^;)
ただ、その時代の世俗や権力者の趣向によって、
流行る絵も変わる、というのはなかなか面白かったです。