サッカーコンフェデレーションズカップ準決勝 ブラジル3-2ドイツ

  • 前半はブラジルが先制、ドイツが追いつく展開に

準決勝の初戦も見応えのある面白い一戦になりましたね。
前半は、ブラジルが先制すればドイツが追いつく、
という展開が二度続きました。すぐ追いつかれてしまって、
ブラジルとしては嫌な展開だったことでしょうね。
特にドイツの2点目は、微妙な判定のPKでしたから。
まぁ通常のフィールド上で「ボールを持っていない相手を倒した」のなら
間違いなくファールでしょうけど、
セットプレー(特にコーナーキック)になると、
ペナルティーエリアは両軍の選手が入り乱れてしまいますから‥

  • 後半はブラジルが一瞬の隙をついて決勝点

そして後半も、観衆の大声援に後押しされたドイツペースで
試合が進んでいましたが、ブラジルが一瞬の隙を突いてボールを奪い、
各選手が上手く繋いで、FWアドリアーノ選手が決勝ゴールを決めましたね。
このあたりのブラジル選手の個人芸はお見事!って感じでした。
基本性能が違うって感じですね〜。この失点以降は、
ドイツもペースを崩してしまい、チャンスを作れず、結局追いつけないまま、
ブラジルが勝って決勝戦進出となりました。

今日は2得点をあげたアドリアーノ選手の活躍が目立ちましたね。
ブラジルのFWといえば、2002年のワールドカップで大活躍した、
ロナウド選手が有名ですけど(今大会は欠場)、
他にもこんな素晴らしい選手がいるとは、さすがはサッカー王国ですね。
日本戦で活躍したロナウジーニョ選手も、
2点目のPKを確実に決めましたし。
キーパーの反応は合っていたのですが、それでも届かないような
ゴールの隅にキッチリ決める技術はさすがだと思いました。
ドイツは今回は若手中心の選手構成で、おなじみのGKカーン選手も
今日の試合は不出場でしたが、王者ブラジルを相手に
バラック選手を中心に立てて試合の主導権は握っており、
善戦したといえるのではないでしょうか。