「退職金制度説明会」

今日は会社で退職金制度の説明会がありました。
私の勤めている会社も、確定拠出年金制度がスタートするため、
何日間に分けて全社員に対する説明会を行っているようです。

  • 確定拠出の比率を高め、会社はリスクを負わない仕組みに

しかし、「何年かかけて、確定拠出の比率を高めて行く」
「確定拠出に対する、現金拠出部分の利率は、法律で定められた
最低限の利率とする(=長期国債の利率)」など、
見事に「会社のリスクは少なくなる」仕組みであり、
逆に現在のような低金利状態が続けば、
我々従業員が将来受け取ることの出来る退職金は、確実に少なくなる
(=あまり増えない)ような仕組みになっているようですね。

  • 投資に縁の無さそうな人達も多くて(^^;)

今日は2時間程度で、確定拠出年金制度と、
確定拠出に対応する運用の仕組みの説明が、
担当会社である日本生命のおばちゃん(ニッセイのおばちゃん)から
ありましたけど、「投資信託で運用すれば高利回りが期待できる」
と言いながら、信託報酬に関してはあまり触れていないとか
(高利回りが期待できるとはいえ、信託報酬が2%近く
取られるものもあるので、それを差し引けば実質の利回りは小さくなる)
ちょっと片手落ちの印象を受けました。
また、私の勤めている会社はメーカーなのですが、
いわゆる「給料は全て奥さんに渡していそうな、
投資なんて全く縁の無さそうなおっちゃん」も多く(笑)
そのおっちゃん達にとっては、
雲を掴むような話ではなかったかと思います‥(^^;)
(全然解らん、という声も聞こえてきました‥)
運用対象の金融商品も20種類以上ありましたからね〜、
そういう人達もいる事を考えれば、ちょっと多すぎかとも思いますし、
自己責任の確定拠出型制度とはいえ、「年代別のモデル選択プラン」を
会社or日生側が作成して、従業員側に提示すべきだと思いました。
いきなり「これだけ用意しました、好きなものを選べ」
と言われてもねぇ‥