第51回 日本ダービー(G1・東京・芝2400m)

今日は競馬の祭典・日本ダービーの日ですね。
まぁ三歳三冠路線の第一冠・皐月賞で、
ディープインパクトが圧倒的な強さを見せつけて快勝したため、
このダービーもディープの価値が濃厚と思われており、
馬券的な妙味はもう一つって感じでしたね。
昨日は中京競馬場に行きましたけど、今日のダービーは東京での開催で
生では見られないため、今日は家でテレビ観戦していました。

結果は‥やはりディープインパクト強かったですな。
直線では、馬場の真ん中あたりを通りながらも、
最後は2着馬インティライミに5馬身差の圧勝で、
無敗のダービー馬に輝きました。数年前の三冠馬ナリタブライアン
思い起こさせる強さでしたね。あの時も確か5馬身差でしたっけ。
ディープが後から行く脚質のため、
先行してインをぴったりとロス無く回った
2着馬のインティライミですが、佐藤哲三騎手の好騎乗だったと思います。
あの乗り方で結果的に5馬身離されてしまっては、
まぁ実力が違ったと諦めざるをえないでしょうなぁ。

  • 今後の課題は出遅れ癖の矯正、かな。

圧勝で2巻を達成したディープですが、今日も出遅れ気味のスタートでした。
今は同世代が相手のため、その実力及び現時点の完成度の高さで
出遅れのハンデを挽回していますが、
秋になると今度は異世代(古馬)との対決があります。
まぁ先ほども書いたとおり、脚質的には後から行く馬ですから
大きな問題は無いのかもしれませんが、
この癖は克服しておいた方が良いと思いますね。
昨日の金鯱賞を勝った実力馬タップダンスシチーや、
昨年秋にG1レースを3連勝したゼンノロブロイあたりの
古馬陣との対決が今から非常に楽しみになってきました。

  • その他の馬について

3着は皐月賞2着馬シックスセンス(7番人気)。
皐月賞2着がフロックではないことを証明しましたね。
ただ、勝ち味に遅い馬ですよねぇ‥(^^;)
このまま引退まで勝ち星を挙げられない可能性もあるかも‥
4着はアドマイヤフジ。この馬も差し脚なので、
普段は脚を余したりして取りこぼしがちのレースが多いのですが、
やはり東京コースは合っていたという感じですね。
今まで、皐月賞5着(4着以内でダービー優先出走権確保可)、
京都新聞杯3着(2着以内で同上)と、
あと一歩で権利を取り逃したりしてきましたから。
そのため、この春はレース間隔が詰まっていたのが、
少し気になるところです。
5着はマイネルレコルト(8番人気)。
皐月賞は道中マクっていく強引な競馬で4着(2番人気)でしたから、
それで今回この人気落ちは盲点かも、と思って
少し期待していたんですけどね(苦笑)