先週のレース回顧(皐月賞)

1着◎ディープインパクト
2着 シックスセンス
3着 アドマイヤジャパン

皐月賞は、圧倒的1番人気に押されたディープインパクトが、
まさに圧勝って感じのレースっぷりで1冠目をゲットしましたね。
スタートで躓いてなんと立ち遅れ、もともと後から行く馬とはいえ
この時点では、致命的な不利のように思えました。
また、道中は外から早々と上がって行き、好位を確保しましたが、
「道中なし崩しに足を使ってしまって大丈夫か」
という懸念の方が先に立っていましたね。
ディープインパクトはここまで多頭数の競馬は未経験ですし‥
しかし、4コーナーで武豊騎手のムチが飛ぶと、
その後直線では、道中脚を使って来たとは思えない
鋭い最後の脚を見せて1着でゴールしましたね。
出遅れながらも最後は快勝、というレースぶりに、
他馬とはレベルが違った強さを感じました。

2着には馬群を割ってきたシックスセンスが入りました。
トライアル戦ではなかなか勝ちきれない詰めの甘さを見せていましたけど、
まさに「相手なりに走る馬」の真骨頂って感じでしたね。
しかしG1レースで2着に来るとは‥想像出来なかったなぁ。
この馬自身、揉まれてしっかり力をつけてきていたんですね。

アドマイヤジャパンは16番枠とかなり外枠でしたが、
発送後すぐに内に入り、弥生賞(G2)と同じく内内を
ぴったりと回ってきましたね。ディープとクビ差の接戦を繰り広げた
弥生賞の再現を、というつもりだったのでしょうけど、
実際にそれに近い形で決着して3着ですから、
横山典弘騎手が上手く乗ったと思います。

4着の△マイネルレコルトが2番人気でしたか、
正直ここまで人気になるとは思っていなかったです(^^;)
アドマイヤフジは5着、○ローゼンクロイツは9着に終わりました。
しかし、先行馬のビッグプラネット(13着)6番人気、
ヴァーミリアン(12着)7番人気で、
差し馬のアドマイヤフジ(5着)8番人気、
ペールギュント(6着)9番人気ですか‥
ディープが(極端な)差し馬だと見られていたためか、
総じて先行馬の評価が高かったようですね。
私はビッグ&ヴァーよりは、フジ&ペールの方が上だと思っていました。
スプリングSでも、大敗したヴァーよりも
ペールの方がレース内容は良かったと思いますし。