クラシックコンサート鑑賞

  • 意外と豪華なコンサートホール

昨日も少し書きましたけど、昨夜はクラシックコンサートを
鑑賞して来ました。会社の取引先の招待の
おこぼれにあずかったという感じなので(苦笑)
席は2階の「バルコニー席(2Fの端)」ということで、
通路からドアを開け、席が見えた瞬間は、
ちょっとショボーンって感じでした。
しかし、会場で開催される他のコンサートの一覧とかを見てみると、
この席でも4千円位するコンサートもあるようなので、
まぁタダなら贅沢は言えないかな、という感じですね(^^;)
クラシックコンサートの会場に来たのも久しぶりですが、
基本的に吹き抜け構造で2階席は数的にわずかとなっており、
席数の割には結構豪華な造りになっていますね。
まぁ音が良く通るようにという配慮でしょうけど。

  • 合唱もあり、聞くには退屈しませんでした。

私のクラシックに関する知識は、
有名な楽曲位しか知らない程度ですが、
「たまにはのんびり曲を楽しむのも良いかな」という感じでしたけど、
演奏だけではなく合唱もあったりして、思った以上に楽しめました。
序盤は「グリーンスリーヴス」の幻想曲など、
静かに聞かせる曲から始まりましたけど、
途中は有名なビゼーの「カルメン」がありました。
華やかなドレスの女声合唱団が出てきたりして、
高く伸びやかなソプラノの美声に
聞き惚れるという感じもありましたね‥(^^;)
まぁ合唱団が出てくると、
演奏よりも合唱の方に目や耳が行ってしまうのですが‥
けどやっぱ見ていて大変そうでしたね、
息が持たなかったりしていて‥(^^;)
休憩後の後半は、男声合唱団も登場したりしていました。

  • 指揮者はオーバーアクションで演奏者の気分を乗せる役?

また、「カルメン」のような激しい曲の方が、
拍手も大きかったですね。
指揮者や演奏者もオーバーアクション気味になっているのは、
見ていて面白かったりしました(笑)
指揮者というのは、演奏者の呼吸を合わせる、
というのもありますけど、
時には穏やかな、そして時には激しいアクションで、
演奏者の気分を上下させるのも目的だったりするのかも‥(笑)
まぁ勿論それには、曲全体の調子を把握しておく必要があるため、
記憶力の良い人では無いと務まらないかもしれないですね。
クラシックの曲は1曲あたり10分位かかったりして、
長い曲が多いですから。

  • 日本人と欧米人との違いを感じたりもして

全演奏が終わった後、演奏者や指揮者に対して、
一層大きい拍手が送られましたが
(拍手していて、手が痛くなる位でした‥苦笑)
1階席は前方に日本人(の得意先)そして後方に欧米人(の得意先)が
座っていたのですが、後方の欧米人集団は、
最初に始めた人に次第に触発されて
最後にはほぼ全員がスタンディングオベレーション状態になりました。
しかし前方の日本人は、後方が見えないこともありますが、
最後まで座ったままでしたね。このあたりは、
熱くなり易い欧米人と、比較的冷静なことが多い日本人、
という気質の違いを感じたりもしました。
でもやっぱ、私の金銭感覚からすると、
お金出してまでは聞きに行けないかな(笑)