ライブドアvsフジテレビ 第2ラウンド

昨日、ニッポン放送がフジテレビを対象にした
新株予約権の発行計画を発表しました。これが実行されれば、
フジテレビがニッポン放送の親会社となり、
また増資によって、ライブドアの支配力も
現在の40%強から16%程度に大幅に低下する見込みとか。
ライブドア堀江貴文社長は
「提訴も辞さない」との構えですね。
まぁこの増資が実行されてしまえば、
大金をつぎ込んだ今回の計画がご破算になってしまいますから。
けど、テレビで見かけるフジテレビの日枝久会長、
もう必死だなって感じですね‥(^^;)
今回の増資計画の発表では「どうだホリエモン!」
って言いたかったのでは?(笑)
そういえば相手のニッポン放送亀渕昭信社長は、
昔は同局の看板番組「オールナイトニッポン」の名DJだったとか。
デスク畑ではなく、アナウンサーのような
我々リスナーにも馴染みのある現場の経験者が社長というのは、
なんだか親近感がありますな。

  • マスメディアの買収は認められるか‥?

普通の企業なら、買収する&されるというのは
ビジネスとしてありなのでしょうけど、
今回の場合はマスメディアが対象であり、
マスメディアが一企業によって支配されてしまうというのは、
一応民放とはいえ、マスメディアの公共的な性格上、
問題ありのような感じがします。
その点は訴訟に持ち込んだとしても、
ライブドアには不利って感じですね。
まぁそれでも、最近は色々と偏向放送が
多いような気はしますけど‥(^^;)
もうかなり前の話ですが、
文化放送が旺文社に支配されているような状態が
ずっと続いていましたが、
文化放送は旺文社から株を買い取って、支配状態を脱した、
といったケースもありましたし。