「CLANNAD」(クラナド) 制作:Key

  • 5回目、宮沢有紀寧シナリオ(以下ネタバレ箇所あります)
    • 智代シナリオと印象が重なって、もう一つ。

有紀寧シナリオは、前回の智代シナリオの逆パターンって感じがしました。
智代の場合は、「自分がワルで弟は良い子」でしたけど、
有紀寧の場合は、「兄がワルで自分は良い子」って設定でしたね。
お陰で印象がダブってしまったというか、
ストーリーに新味が感じられませんでした。
また、資料室内を中心にストーリーが進んでいくため、
ストーリーの起伏的にも、物足りなさを感じてしまいました。

    • もともとサブキャラ的設定?

ゲームに同梱されている「オフィシャルファンブック」を見ても、
智代や杏などのキャラ紹介は、見開き1ページなのに、有紀寧と藤林椋
半ページなんですよね。設定からしてサブキャラ扱いなのかな
‥それを考えると、有紀寧も不憫なキャラ、という感じはしてしまいます。
藤林椋シナリオはおまけみたいなものでしたしね。
有紀寧というキャラは、外見やおとなしめの性格とか、
Kanon倉田佐祐理を思い起こさせる事があり、
最初は良い感じ〜のキャラだったんですけど。

  • 6回目、春原兄妹シナリオ(以下ネタバレ箇所あります)

主人公の悪友・春原陽平とその妹の芽衣ちゃんがメインのこのシナリオ、
普通ならおまけシナリオの一本、って感じなのですが、
このシナリオもクリアしないと、隠しシナリオが出現しないんですよね。
しかし、シナリオのメインとはいえ、
春原は普段以上にダメダメって感じでしたね(笑)
古河渚のお母さん・早苗さんにいれこんでしまい、
遠路はるばるやってきた妹の事に無関心になってしまいます。
まぁ、それでこそ春原って感じもしますけど。
ただ、ラストのサッカー部復帰をお願いする場面は、
見ていてしんどかったですなぁ。兄思いの春原芽衣ちゃんはともかく、
不良の主人公が良く我慢したものだな、と思います。
まぁ、最終的には手を出して大乱闘になってしまうのですが‥(^^;)
最終的に芽衣ちゃんと恋人同士になれるのではなく、
陽平との友達づきあいを深め合うだけなのが、もう一つでしたけど(笑)
後から気づいたのですが、エンディングは、
幸村俊夫エンドと関連しているんですね。