奈良・京都紀行2日目 京都編

  • そうだ、京都へ行こう‥紅葉の名所、高雄へ

2日目は京都です。この時期だけに紅葉を見に行く予定をしていましたが、
紅葉はその年によって左右されるそうなので、予定を立案した時は、
「その日に見頃の場所へ行こう」と思っていました。
ネットで情報を検索すると、今はまだ郊外が中心で、
高雄の神護寺が見ごろとのことなので、
そちらに行くことにしました。京都駅からバスに乗りますが、
しかし今日は日曜日ということもあって、京都駅は観光客で一杯でしたね。
バスも立ち客が出るほど盛況の中、
京都の市街地を抜けて高雄に向かいます。
千年の古都とはいえ、京都の市街地は、
普通の都心とあまり変わらないですね。
二条城や東西本願寺が割と中心街にあるため、
京都市内は中心部でも昔の町並みが残っているかなと
錯覚しがちなのですが。
ただ、駅から30分位経つと、山深くなり、ローカルムード一杯になります。
ここはまだ「京都市右京区」なのですが、京都市内とは思えないです。

高雄で下車して、神護寺までは歩きです。
上りの階段が結構キツかったですね。
神護寺には以前来た事がありますけど、その時よりもしんどく感じました。
これが年を取ったということなのでしょうね。
神護寺に向かう間にも、紅葉がちょこちょこっと顔を覗かせています。
あいにくの曇り空で、色合い的にはもう一つなのですが、
結構色づいていてキレイですね。来た甲斐あったなという感じです。
まぁ前回来た時の方がキレイだったような感じはしましたけど‥
まだ少し早いためか、紅葉の途中で、赤・黄・緑三色入り混じっている
木もありました。神護寺の本堂の中にも入りましたが、
今日は薄暗くて、仏像の表情とかはよくわからなかったので残念でした。
雨がポツポツしはじめましたけど、
この後本降りになることはなくて、良かったです。

  • 高雄から清滝へ

高雄からは清滝川沿いに歩いていきます。
ハイキングコースみたいな感じで、快適ですね。
ただ、足元がぬかるんでいたので、滑らないように注意は必要でしたけど。
私は普段は歩く機会はあまり無いので、たまにはこれ位しないと、
体がなまってしまいます‥(^^;)今の時期は汗なんてかかないし。
1時間ほどかかるかな〜と思っていましたけど、
意外と早く30分位で着いてしまいました。
清滝は紅葉にはまだちょっと早いかなって感じでしたね。
河原で弁当を食べている家族連れとかが多かったです。

  • 嵯峨野・嵐山

清滝からは「清滝隧道」を抜けると、(この隧道、車が一台通れる程の
広さしかないので、車とすれ違うのは気を使いますね)
愛宕神社・嵯峨野に出ます。
ここから嵐山までの道のりは、私の好きなスポットの一つです。
化野念仏寺、祇王寺、常寂光寺など、こじんまりとして風情のある寺が並び、
(後ろ2箇所は紅葉で有名なお寺でもありますね。)
また京都ならではの和風な小物を扱う店が沢山あって、
散歩しながら見て歩くのも楽しいです。ただ、観光客は多めですけどね〜。
落柿舎付近ののどかな風景を楽しみ、天龍寺近くの竹林の、
少しひんやりとして鬱蒼とした様子を楽しんだり‥
やっぱ良いな〜と思います。
天龍寺の横、縁結びで人気の野宮神社付近から、
嵐山の象徴・渡月橋あたりまでは人でごった返していますね。
あまり長居したくは無いなぁ、という感じです。
渡月橋から桂川を見ると、舟遊び?を再現しているらしきイベントが
開催中のようでした。「舟遊び」とは、貴族が、「和歌の船」「漢詩の船」
などにそれぞれ別れて乗り込み、自慢の歌や詩を披露する、
という遊びだそうですけど。

このあとはJRの嵯峨嵐山駅から京都駅、近鉄丹波橋駅
更に京阪に乗り換えて淀駅まで移動し、
久しぶりに京都競馬場に行ってきました。
今日はG1競走・エリザベス女王杯の日です。
移動に少し時間がかかってしまい、到着するともう
パドックには馬がいない状態でした。
急いで馬券を購入して、ゴール板近くに陣取りました。
レース前には、今年のJRAのテーマソングを歌っているゴスペラーズ
生で歌を披露したりもしていました。勿論彼らを生で見るのは初めてですが。
レースの結果は‥アドマイヤグルーヴの2連覇、
馬券は見事に外れました(苦笑)
けど久しぶりの京都競馬場、懐かしかったです。
再び京都駅に戻り、京都駅ビルで土産物屋を冷やかしながら、
秋限定の栗あんの八つ橋などをお土産として購入したりしました。
駅ビルはライトアップされていて、
もうすっかりクリスマスシーズンなんだな、
ということを実感したりしました。あと日が暮れるのが早くなりましたね‥
そんな事を思いつつ、帰途につきました。