イラク人質事件、香田証生さん遺体で発見!

  • 今度は本当に遺体確認

昨日の早朝に遺体発見のニュースがあり、それは誤報と判明しましたが、
今日は本当に遺体で発見されたようですね。
土曜日の遺体の件は、なんでも年齢も香田さんとは違ったようで、
米軍も結構いい加減なんだな、と(^^;)
あとやっぱり、捜査等は米軍に頼るほかはないんですね、現状では。
しかし、悲報→誤報で一縷の望みが繋がる→今度は本当の悲報、
という流れは、遺族にとってはさぞ辛かったことと思います‥
おまけに首を切り落とされて、という残酷な形でしたからねぇ。
「生きる証し」として名づけられたという香田証生さんが、
こういう形で死して名を残すことになったのは、
皮肉な運命という他ないですな。
また、証生さんのお母さんは、TVのインタビューで
「あの子は心の優しい子で‥」とか話していましたが、
以前の高遠菜穂子さんの弟や妹の会見時のような反発は
感じなかったものの、ちょっとどうかな、と思ったりもしました。
ある意味親バカって気がしましたね。
「うちの息子がバカな事をしてご迷惑をかけて‥」
とあるべきだったかな、という感じです。
亡くなられた香田さんのご冥福をお祈りしたいと思います。

  • 政府、日本国民も冷静(冷淡)な反応。

また、今回の場合、政府内にも「自己責任」の雰囲気があったのか、
救出に向けて余り具体的な行動が見られなかったような気がしますね。
自衛隊撤退は無理な要求だったでしょうけど、
犯人側との交渉の糸口も見つからず、
あっさりと殺されるのを座して待っていた、待つしかなかった、
という感じです。
また、隣国韓国では、同じく人質となった金鮮一さんが殺された時には、
手をこまねいていた政府に対する反政府運動が起こったりもしましたけど、
日本国民の間ではそんな雰囲気は今のところないみたいですね。
こちらも「まぁ無謀な行動だし、やむを得ない」といった感じでしょうか。
冷淡なのは自分位かな、とも思っていましたけど、
全国的なこういう雰囲気は、ちょっと怖いかな、という感じもしています。