日本シリーズ第1戦 西武2-0中日(はてなプロ野球’04)

西武 000 011 000 2
中日 000 000 000 0

  • 初戦は打線が沈黙、完敗。

今日から始まった日本シリーズですが、
第1戦は中日ドラゴンズ、完敗ですね。
まぁ打てないのはシーズン中もそうでしたけど、
わずか2安打では点も入りませんなぁ。
西武ライオンズの先発・石井貴投手の気合の前に、
打線が全く沈黙してしまった、という感じですね。
中日の先発・川上憲伸投手は、よく投げたのではないでしょうか。
和田一浩選手には一発を浴びましたけど、
カブレラ選手は完璧に抑えていましたし。

  • 打線が沈黙だけならまだしも、守備の乱れが痛かった

和田選手のホームランは4回表でしたが、
5回の表の追加点が痛かったな、と。
二死から佐藤友亮選手・赤田将吾選手の連続安打で、
二死一・三塁。ここでフェルナンデス選手は、
平凡なライトフライ‥かと思いきや、なんとライトの英智選手が落球!
2点目が入ってしまいました。
「守備の人」英智選手が落球したらあかんやろ〜って感じです。
これが日本シリーズという大舞台の怖さなのかなぁ、と。
逆に同じような大舞台のプレーオフを突破してきた、
西武のメンバーは、大舞台の雰囲気に慣れていたのかもしれないですね。
9回には、井端弘和選手もエラーしていましたし‥
「守備のチーム」中日が、守備のミスでピンチを
作ったりしているような状況では、勝てませんね。

  • 抗議で中断、も流れは変わりませんでしたね。

5回の裏の谷繁元信選手のキャッチャーゴロとその後の処理を巡って、
中日・落合博満監督の抗議を入れて審判団が判定を変更、
それではおさまらない、西武・伊東勤監督が抗議を展開し、
49分も中断してしまいました。
審判ももっとはっきりと判定してくれないとなぁ‥
ただ、今回のケースの場合、本塁審判の橘高さんのジャッジが、
二塁手or遊撃手、また一塁ランナーの目に入るかというと、
微妙なところですけど‥
しかし、観衆への説明へのアナウンスで、審判が
あれだけハッキリ自分のミスを認めたのも初めてではないでしょうか。
「審判の判断は絶対」という不文律がありますけど、
まぁアウトかセーフの微妙な判定は、
審判も人間だから間違うことはあるかと思いますが、
今回のような基本的なルール(二塁がタッチプレーになるのか、
フォースプレーになるのか)というようなところは、
しっかり判定して欲しいものですね。
ただ、この中断があっても、流れは全然変わりませんでしたけど(^^;)
中断の後は、二死二塁で再開されました。
ここで打者は英智選手でしたけど、
思い切って「代打の切り札」高橋光信選手あたりを起用して、
石井貴投手にプレッシャーを与えても良かったかも。
(石井投手は右投手、高橋光信選手も右打者ですけど)

  • 気持ちを入れ替えて明日へ

今日は全く良いところが無かった中日ドラゴンズでしたけど、
明日に向かって気分を切り替えて欲しいところですね。
明日の先発は西武は松坂大輔投手が予想され、
今日の打線を見る限り苦戦が予想されますけど、
逆に松坂投手を打ち崩せば、西武に与えるダメージは大きく、
1勝1敗以上の成果になりますし。