ゴッホやミレーの絵画を鑑賞

先週に引き続き、雨の日曜日となってしまいました。
しかし、まだ5月なのに早くも梅雨の様相を呈してきていますね。
今日は、吹上でレイヤードがありますけど、
雨の吹上は屋外が使えなくて魅力半減、と個人的には思っているので、
今日は行くのを止めました。大雨になるっていう話もありましたし。

今日は、名古屋市美術館で開かれている「ゴッホ・ミレー展」を
見に行って来ました。雨にも関わらず
(というか、雨になったから近場に切り替えたのでしょうか?)
お客さんは多かったですね、ゴッホのネームバリューでしょうか。

この二人の関わりは、ゴッホがミレーの絵を模写していたことに
よるそうです。
ミレーはゴッホの心の中の師って感じでしょうか。
しかし、個人的にはゴッホよりもミレーの方が好きですね。
ゴッホは、その生き方の如く、絵のタッチも荒々しくて、
いかにも「印象派」って感じなのですけど、絵を見て癒されるとか、
そういう感じは全くしないですね。インテリア向きでもないかと思います。

ミレーの絵は農民を描いたものが中心で、
以前はそれが政治色を帯びているように思えましたが、
最近は素朴な感じの良い絵だなって思うようになりました。
「種蒔く人」とか結構有名な作品も見ているうちに、
好きになってきたのかも。

この他にも「パルビゾン派」と呼ばれる画家の作品など、
100点あまりが展示されており、見応え十分って感じでした。
個人的にはやっぱ人物画よりも風景画の方が好きですね。
人物画もそれはそれで面白いのですが。

その後は「常設展」を見ましたけど、
いやはや現代美術は、凡人には訳解らないですね(笑)
「こんなんが芸術か」とか、「こんなんを金払って収集しているのか」と
突っ込みたくなる作品が多かったです(笑)
「無題」と称して、グレーのような一色を塗りたくっただけの作品があったり、
「Today」と称して、「April 13 1995」と描いてあるだけの作品があったり。
少なくとも私には理解出来なかったですね(苦笑)

出口のところに、感想を書くためのノートが備えつけてありましたけど、
ちらっと見てみると、「理解出来ない」とか書いてあり、
思わず笑ってしまいました。
私はやっぱ近代美術の方がいいですにゅ。