マリア様がみてる 降誕祭の奇跡

>「Cobalt 12月号」 「マリア様がみてる 降誕祭の奇跡」

昨日発売のCobalt誌に、マリみての短編が掲載されました。
早速読みましたけど、今回は全くの外伝というか、
本編にはつながりのないお話でしたね。
本編キャラは、祥子さまと令さまがほんの少し登場するだけなので、
萌え要素は少なかったです、その点は少し残念でした(^^;)

ストーリー的には、新キャラ(とはいっても、
今後の本編の展開には、まず関係無さそうですけど)中心の、
多少百合が入った感じですね。
リリアン女学園中等部の様子が紹介されたりして、
マリみての世界観を補完するような感じになっていますね。
前編と後編に分かれていますが、後編のお話がせつなかったですね。

その後編は、先生に恋する女の子がいて、
しかしその先生は実は親友のお姉さんと交際をしてました。
それが誤解を生んで、先生と親友自身と
付き合っている噂が流れてしまいました。
女の子は誤解してしまい、親友のために自ら身を引いてしまいます。
その親友は誤解を解こうとするのですが、
解く前にその子が病死‥という重い展開でした。

そして暫く時を経て、その女の子が先生にあげるために
作ったマスコットが偶然親友経由で先生に渡り
(この親友は、女の子に誤解を解くことがなかったのを
ずっと後悔していました。)
そして、先生の子供の名前がその女の子と同じ名前になって、
というラストにはちょこっとホロリときてしまいました。
(女の子の名前が美嘉で、子供の名前は大天使ミカエルから
つけたミカ、 という、結果は偶然の一致ですけど。)
おそらく、ミカという名前と、ミカエルから名づけたミカ、
というのは、今野先生がずっと暖めていたネタなんでしょうね。