衆議院選挙告示

衆議院議員選挙告示、中曾根氏は引退

先週の小泉首相の引退勧告に反発した中曾根氏ですが、
結局比例代表の公認が得られず、引退することになりました。
う〜ん、小選挙区で出馬してくれた方が
面白くなったんですけどね(苦笑)
中曾根氏の地元は、現在では群馬4区&5区だそうです。
4区は福田官房長官、5区は故・小渕首相の娘が立候補予定だそうで、
いずれも強力な候補なので、中曾根さんが小選挙区で立候補しても
当選は危うい、という予想もあって、引退を決意したそうですね。

でも、最近は安倍幹事長に押され気味ですけど、
福田官房長官小泉内閣の象徴的な人物ですから、
反小泉を掲げて、福田さんと骨肉の争いを繰り広げる、
というのも面白かったかも。福田さんの父は元首相、
現役時代は中曾根さんとは中選挙区でライバル関係でもありましたし。
自民党内にも「反小泉」の立場の人達がいますし、
彼らは中曾根さんを後押ししても
良かったんじゃないかな、と思いました。

しかし、民主党の合併によって、今回の選挙は「2大政党対決」
の様相を呈していますね。個人的には、
まだ民主党は政権を取れるような
統一された政党ではないと思っていますけど。
マニフェスト」といった公約も公表されて、
今までの選挙とはちょっと違うな、という感じです。
ただ、まだ両党の違いが明確では無いですね。
「消費税増税」とか、明確なテーマがあれば、
賛成or反対にズバッとわかれて
白熱した選挙戦が期待できそうですが、
道路公団あたりだと、今のところは両党とも
民営化路線で一致していますし。

今回辛いのは、2政党以外の政党でしょうね。
公明党組織力である程度の勢力は保ちそうですけど、
共産党社民党保守新党あたりはヤバイでしょうね。
保守新党は今回は与党間の選挙協力で、生き残る余地がありそうですが、
共産党社民党は‥特に、拉致問題への対応
&秘書給与問題を抱えている社民党は、
存亡を賭けた選挙になりそうですね。
辻元議員の関係で土井党首自体が今回はヤバそうな感じです。