霧が峰・美ヶ原紀行 そにょ2

バスは最初は諏訪市街を走っていましたけど、
周りが次第にローカルな雰囲気に
変わっていきます。片側一車線位しかない住宅地の中を、
カーブを必死になって曲がっていくバス、毎日のこととはいえ、
運転手さんも大変だなって思いますね。
蔵のある家があったりして、結構高級住宅地って感じでしょうか。

30分程で強清水へ。ここで下車して、散策を楽しみました。
さすが2千メートル級の高原だけあって、太陽が出ているのに、
風が凄く涼しくて心地良かったです。もうすっかり秋って感じですね。
こんな気持ち良い場所なら、ウォーキングも容易いって感じです。
丘の上にはリフトで上りました。最近はスキーをしないので、
リフトに乗るのも久しぶりです(^^;)

強清水からはバスで美ヶ原へ「ビーナスライン」という
昔の有料道路を走ります。
今日は土曜日ですが、渋滞も無くスムーズでした。
曲がりくねりながらどんどん高いところへ登って行き、
先ほど走った道がはるか下に見下ろせるというのは、結構感動しますね。

美ヶ原に着いた後は、暫くウォーキングです。
ただ、有名な美術館に寄っている余裕は無かったですね。
屋外に展示されているので、外からも覗くことは出来るのですが(苦笑)
今日は土曜日で、小中学生は無料とか。
子供連れにはラッキーって感じですね。

美ヶ原美術館から、山本小屋を経て、美しの塔へ。
美ヶ原高原の目玉って感じですね。今日も他の客に混じって、
鐘を鳴らしてきました。
放牧されている牛を見ながら、柵のすぐ傍まで来ているので、
写真を撮ったりしました。もし赤い服を着ていたら、
興奮してこちらに向かってくるのでしょうか‥?

そして、美ヶ原高原で最も高い「王ヶ頭」へ。
ここからは、谷を見下ろせる形になり、なかなかスリリングです。
加えて、足場が石で積み重なっており、
「賽の河原」みたいですね。東尋坊あたりと同様、谷を覗き込んでいると、
自殺したくなるような、そんな感じがします(^^;)
そのあともう一息、駐車場まで歩き、バスで松本に出ました。
松本からは行きと同じく、鈍行電車でのんびりと名古屋まで帰りました。