名古屋の怪しいスポット「丹八山」

今日は祝日、うちの会社も珍しくお休みでしたが、
今日はあいにくのお天気でしたね。でも、週の真ん中の祝日って、
本当に助かります。こんな事を思ってしまうなんて、
もう若くはないんだなって実感してしまいますね、嫌な感じだなぁ、と。

今日は、先週の金曜日の続き、ということでボストン美術館の通常展
を見に行って来ました。特別展(先日見た仏教展です)が4F、通常展が5Fで、
5Fに上るエスカレーターに乗るには、4Fの通常展の入り口の前を
通らなければならなかったりするので、特別展に直行する私の姿は、
美術館の人には奇異に見えたかも‥

通常展は「古代エジプトの美術」ということで、
エジプト・ギリシャ・ローマ時代の
出土品が100点以上展示されていて、ゆっくり見たいところです。
紀元前という時代が歴史を感じさせてくれます、ただ私はエジプトには
あまり関心は無いので、それほど熱心には見ないですけどね。

ただ、ミイラの製造に使った壺(実際に内臓の一部が残っているとか‥)
など、決してつまらないということは無く、結構面白かったです。
私の個人的な芸術のセンスが、ちょっと受け入れないな、
と思うところはありますけど。

美術館を出ると、雨が降り始めていました。
ただ、今日も暖かいためか、冬の冷たい雨ではなかったですね。
この時期だと、今にも雪に変わりかねない
雨降りの日とかがあったりしますけど。

今日はこの後「丹八山」というところに出掛けてきました。
ここは名古屋の少し怪しげなスポット(笑)という感じです。
もともとは易学者の石川丹八という人が所有していた山
(山といってもちょっと小高い丘みたいなものですが)を、
市に寄贈したそうですが
この山の頂上には「浦島太郎由来の地」とか「平将門首塚」といった
嘘臭い石碑が沢山立ち並んで、壮観な眺めでした。
見ているだけで「これは嘘やろ〜」って突っ込みたくなりましたけど(^^;)

現在でも丹八の子孫が易学業を営んでいるみたいで、
近くには「易学 石川丹八」という看板が立ち並んでいました。
でもこの丹八山、春は桜の名所だそうです。
桜で賑わう丹八山の光景も見てみたいって感じはしますね。
もし丹八を偲ぶお祭りとかあったら面白そうですけど(笑)