節分は「巻寿司のかぶりつき」

今日は節分ですね。私の家では、母がこういった伝統行事には
こだわるほうなので、ほぼ毎年のように豆まきをしています。
先月も、正月の七草とか、あと鏡開きのぜんざいとかも
作ったりしていましたから。
昔は、鰯の頭を柊に差したり、といったこともしていた記憶がありますが
いまはそれはやっていないですね。

加えて、今年は「巻寿司のかぶりつき」もやりました。
この行事、今年あたりはコンビニあたりでも力を入れているようで、
今日の帰り際には、ローソンの店頭でも巻寿司を売ったりしていました。
「関西地方の風習が全国に広まったのかな」と思っていましたけど、
母が言うには、私の住んでいる愛知県でも、もともとこういう風習が
あったそうですね。ただ、昔は寿司が高級品だったので、
いわゆるお金持ちの家しか、この行事は出来なかったとか。
ただ、今年は巻寿司も売れていたみたいですね、
今年あたり、ほぼ全国区のイベントになったのかな、と思います。

今では巻寿司も400円弱位で買えてしまいますし、
寿司自体も回転寿司の普及で大衆化してきましたけど、
昔は本当の「ごちそう」だったことがしのばれますね。
ちなみに、恵方(今年の場合は南南東)を向いて食べるのは
皆さんご存知かと思いますが、なんと食べている間は
「喋ってもいけない」らしいです。
ただひたすら、巻寿司1本食べ続けなければならないとか‥
なかなか大変でしたね(^^;)でも巻寿司自体は美味しかったので、
個人的には満足できました(笑)

豆まきの方は、蒔いた所で拾うのが面倒臭い、ということもあって(苦笑)
申し訳程度に蒔くのに留まりました。
まぁ、私もかなり年を取ってしまったので、
もはや年の数だけ豆を食べる、ということは出来そうも無いですね(^^;)
ただ、部屋の中とはいえ、落ちた豆を拾って食べるわけですから、
少し抵抗感を感じたりもしてしまいます‥
子供の頃は純真無垢に、喜んで拾って食べていたものですけど、
このあたりも「大人になった」ということなのでしょうね。