越前岬紀行 そにょ2

そのあと、「水仙ランド」という、先ほどとは別の
公園らしきところに行きました。
丘の上にあって、おまけに900mも距離があるので、結構しんどかったです。
この公園に行ったのは、「越前岬灯台」を見たかったこともありました。
公園に入るのに「環境保全費」と言った感じで、
250円取られてしまいましたが、灯台の中には入れなくて残念です。
先ほどの「温室の水仙」は、ここで見ました。

しかし、施設が3ヶ所に分かれているので、
全部見ようと思うとなかなか大変です。
丘を登らなければならないですから。おまけに、それぞれの施設自体は
大した展示物は無いですから、より一層不満足感が募りますね。

帰りに、水仙を一束買いました。とはいっても、切り株ですけどね。
100円と安い事もあって、安易に購入してしまいました。
ただ、購入した以上、きちんと咲かせてあげたいなとは思います。

この後は越前岬を後にして、越前海岸を更に南下します。
厨という集落に入ると、道が極端に狭くなりました。
カニのシーズンなので、大型バスとかも多く、対面通行には気を使います。
けど、ちょっと寂れた漁村って感じで、その雰囲気は良いですね。
コンビニとか現代的な店もほとんど見当たらずに、
なんだか時代がここだけ止まっているような、そんな感じがしました。

途中の河野村というところでは、普通の家々はそうでもないのに、
村役場の建物の立派なこと!地方交付税交付金の賜物でしょうね、
「都会で集めた税金を、地方に配分する」というのが
露骨に解る建物のような感じがしました。

こんな、人口がいくらも無いような村々が
こぞってハコモノを建築するような風潮を無くす為にも、
市町村合併って必要なんだなって思います。
でも、合併した市町村って、合併後の議会等では、
合併前の区切りで派閥とか会派が出来るんでしょうね、
一方的な吸収合併とかは別にして。
まぁ、このあたりは企業の合併と同じかな、って感じはしますけど。
こうして越前岬行きの旅は終わりました。
今日は割と家に戻ってくるのが早く、夜8時にはもう着いていたりしました。