「修学院離宮拝観」

高野というバス停で降りて、そこからは歩きます。
市街地の外れで、鄙びた雰囲気を期待していましたけど、
さすがに大原あたりまで行かないと、そんな雰囲気にはならないですね。
都心の普通の下町って感じでした。

修学院離宮の拝観は1時半からでしたけど、1時には着いてしまいました。
バスの時間とかよく解らなかったのですけど、
思ったほど余裕はありましたね。
修学院離宮では、今日は午前中は雪が降って雪景色になったそうです。
その場面を見たかったな〜と思いましたけど、
今はすっかり解けてしまったとか。
昨年見た桂離宮と同じく、宮内庁の人の案内で、
一団で離宮内を回ることになりました。
年配の人が中心でしたけど、若い人たちのグループに外人さんもいたり。

桂離宮が建物を愛でるのに対して、
修学院離宮は庭を愛でるって感じですね。
離宮の中に池があり、高台の建物から見下ろせる形になっています。
また、離宮自体が高いところにあるので、
京都市街を一望できるようになっていて、眺めは抜群ですね。
江戸時代の後水尾上皇の造営だそうですけど、
費用は全部江戸幕府から出ていたとか。
権力は無かったとはいえ、このような大造営が出来たりしますから、
天皇の暮らしも結構優雅なもんなんですね。

離宮の敷地も広くて、甲子園球場16個分の広さ、だったかな。
離宮の中に田んぼがあり、「景観維持のために」
地元の住民に貸し出しているそうです。
1時間ちょいで離宮の見物は終わりました。

帰りは離宮の前から京都駅行きのバスに乗りましたけど、
たっぷり1時間かかりました‥駅まで直行するのなら、渋滞必至の
四条河原町から四条烏丸までの四条通は避けて欲しいものですね。
今日は平日なのに渋滞していましたから、
休日だったら目も当てられないかと思います。
でも、四条河原町では沢山の乗客が下車していましたから、
重要なスポットなのは間違い無いのでしょうけど。

京都からは一気に神戸に出ます。今日最後の目的は、
神戸のルミナリエ鑑賞です。
私は、これで3年連続で行くことになりますね。
多少時間に余裕があったので、兵庫駅まで乗り越して、
和田岬線」の兵庫―和田岬間を走破してきました。
これで関西地方のJR線で未乗の線区は無くなりました。
とはいえ、5時半頃ではこの時期は既に真っ暗で景色も見えず、
ただ乗り潰しただけですけど(^^;)