竹中経財・金融相ではダメです

>日本の景気は

今日は少し日本の景気について考えてみます。
小泉改造内閣で留任した竹中経財相が、
「ダメ企業は潰す」旨の発言をして、
ここ最近株価の下落に歯止めがかからない状態が続いています。

デフレが続いて一般の家庭では消費を引き締めていると言うのに、
ここでまた企業不安を煽るような発言をすれば、株価も当然下がりますし、
更に庶民の消費が落ち込んで、デフレスパイラルが加速すると
思われるんですけど、ほんまに解ってないというか、
もうどうしようもないです。

金利がここ数年底に近い状況にあって、銀行に預けていても全然増えない
この時代なので、しっかり経済政策を行えば、
株式市場に資金が流れ込んで景気を加速させるのは間違い無さそうですが、
竹中氏はこれの逆をやろうとしていますから。

戦前、不況下において金解禁政策を行い、
更に不景気を加速させた浜口雄幸首相は東京駅で狙撃され、
それが元で強制退場の憂き目に遭いましたが、
日本の景気を更に悪化させかねない小泉&竹中コンビには
我々国民のノーの声を突きつけたいものです。
内政に行き詰まった時は国外へ目を向ける、というのは常套手段ですが、
小泉首相も国民の目を北朝鮮に向けさせようとしていますね。

しかし日本は本当にどうなるんでしょうね、
景気は一向に良くならない上に、加速する高齢化で
既に年金は破綻状態だし、国家は多大な借金を抱えていますし。
今後ますます税金を始めとする「国民負担」の増大が予想され、
生活もままならないような時代になるのも、
そう遠いことではないのかもしれません。

ボケ塩爺と机上でしか解っていない学者は
早いところ退陣させて欲しいものです。

竹中氏は「銀行も聖域ではない」と言っていますが、
その昔は銀行に公的資金を投入して国有化を行い、
結果的に長銀とかを救った実績がありますからね。
銀行だけが救われるのに、一般企業は容赦なく倒産→廃業、
では納得出来ないです。