九州旅行2日め 青島・肥薩線 そにょ2

志布志からは都城までバスで移動です。
途中、全く人家の無いような場所を通るので、
「ひょっとしたら携帯が通じないかも」と思ったりして、
実験していましたが、残念ながらそれは無かったです。

このバスは旧・国鉄志布志線の転換バスなので、
途中の停留所に「○○駅前」という
バス停があり(もちろん今は鉄道は走っていないです)、
駅の跡等もあったりして、もう少し見ていたいという気分になりました。
1時間半位かかりましたけど、過疎の農村を走って、飽きが来ない展開でした。
志布志線を乗り残していなければまず乗ることが無かったバスですから、
そ〜ゆ〜意味では乗り残しに感謝かも。出発前は、「こんな僅かな区間のために
1日使ってしまうのか〜」って思っていましたけど。

都城市内では多少渋滞に巻き込まれ、もともと乗り継ぎ時間が10分無いので
焦りましたけど、なんとか間に合いました。
けど、こ〜ゆ〜綱渡りのスケジュールは組むものでは無いですね。
都城からはJR吉都線に初乗りです。霧島連峰の東側をとことこと走りますけど、
昼下がりで乗り継ぎが無事に済んで気が抜けた事もあって(笑)
ちょこっと居眠りをしたりしてしまいました‥初乗りの区間なのに。

そして吉松からが今日のメインイベント、観光列車「しんぺい号」です。
吉松―人吉間は、スイッチバックが2箇所、ループ線が1箇所あり、
鉄道ファン垂涎の場所です。加えて、景色も良いらしいので、
私も楽しみにしていました。「しんぺい号」は車内で観光案内とか流れて、
まるで定期観光バスのような感じですね。
途中の真幸駅で「幸せの鐘」を鳴らしてみたり、
矢岳駅では駅構内に留置してあるSLを
眺めたりしました。今回は鹿児島側から乗ってしまいましたけど、
鉄道を敷いた先人の苦労を偲ぶのなら、熊本側から乗ったほうが
「はるばる鹿児島に着いた」というのを実感できたのかもしれないですね。

人吉では少し市内を歩きましたが、時間も遅かったので
武家屋敷」は既に閉まっていたりしました。青井阿蘇神社は立派でしたね〜
ってここ人吉は、戦国時代は阿蘇氏の支配圏でしたっけ。
人吉から更に乗り継いで熊本、博多へと向かいました。
暫くの間は球磨川の流れに沿うような格好になり、
迫力ある流れや岸辺の岩岩が車窓を楽しませてくれました。
いつか球磨川の川下りもしてみたい、って思います。