大橋巨泉の生き方

ネットの件で注意を食らって以来、
勤務時間中は基本的にネットアクセス自粛中です。
けど、禁断症状が結構来ているんですよね(^^;)
私はタバコを吸わないので、ちょっとした息抜きがしたいときに、
今まではネットで息抜きしていましたから、それが出来ずに辛いです。

まぁ、なんとか日記の原稿をWord上で書いたりして
息抜き代わりにしていたりしますけど(笑)
けど、ネットが見張られている以上、メールにもチェックがかかっていると
考えるのが自然ですから、MLを増やすのもまずいでしょうし‥
何か良い案とかないものなのかな‥って真面目に仕事しろって
言われそうですけど(^^;)

>今日の読書 「巨泉 人生の選択」 大橋巨泉著 講談社

少し前に話題になった大橋巨泉氏の自伝ですね。
この本には、学生時代〜TVからリタイアするまでが描かれており、
最近話題になった参議院選出馬→議員辞職に至る経緯は載ってないのが
少し残念かも。

けど大橋氏の生き方は、アメリカ流の
「早い段階でリタイアして老後は趣味で楽しむ」という考え方に基づいており、
ある意味一財産をなした成功者だけに可能な生き方でしょうね。
大橋氏は夏はカナダ、冬はオーストラリアで過ごし、春秋に日本に来る、という
世界をまたにかけた気ままな生活を送っているそうです。

日本では中流の家庭でも、子供を育てて大学まで行かすとそれほどお金は残らず、
60歳を過ぎても働かなければならないし(今後は老人人口の加速的増加によって
この傾向はもっと酷くなるでしょう)、
そんな悠長なことは言っていられないかな。
大橋氏が子供を作っていないことも(前妻との間には子供を作っていますが)、
普通の芸能人以上に自由気ままな事が出来る、
ということなのでしょう。
そう考えると、大橋氏のような生き方は通常では真似は出来ない、と思います。

本の中で「友達を持て」と言っていましたけど、
そんな世界中を又にかけた生活では、
とても仲の良い友達なんて出来ないような気が。
まぁ日本でTVに出ていた時に沢山作ったんでしょうけど。
そんな感じで、この本の内容はあまり一般庶民には関係のない内容でしたね。
「早くリタイアする」という考え方は、日本の政治家や経営者達には
聞かせたい内容ではありますし、彼らにこそ実行して貰いたいものですが。