真紀子vsムネヲ

今日は衆議院予算委員会で、田中真紀子さんと鈴木宗男氏の
参考人招致がありました。
まぁ面白かったんですけど、「予算委員会」でNGOの出席問題とか
招待状を出す出さないとか、そんな低レベルの議論を延々と
続けていて良いんかいな、という気もします。
今は景気回復が大事な筈、予算を使ってどんな景気対策を行うのか、
その点をもっと議論して欲しいんですけど。

けど今日の軍配はやはり真紀子さんの勝利でしょうか。
更迭された恨みからか、「小泉総理こそ抵抗勢力」って
ビシッと斬り捨てる発言ぶりは爽快そのものって感じですね。
もう恐いもの無しって所でしょうか。
与党よりも野党内での受けが宜しいようで。

けど真紀子さんの政治家としての生命はこれで終わりかも…
もう恐くて誰も大臣には起用しないでしょうし…
あとは自ら総理大臣になるしかなさそうですね。

これに対して鈴木さんの方は、外務省に圧力をかけていたのは事実だな、
と思わせるような、多少歯切れが悪いって印象がありました。
ムネヲハウス関係では、相手のロシア側の担当者は
日本からの援助資金を横領したとして収監されているそうですし、
外務省を牛耳り放題だったようですね。

北方領土だけではなくアフリカにも利権を持っていたようで、
秘書はコンゴ人だとか。
まぁでも、鈴木さんは外務官僚出身でもないのに、
よくあれだけ外務省に食い込む事が出来たな、と思います。
このあたりは鈴木さんの政治屋としての才能なんでしょうね。

けど地元の建築業者に利便を図っている鈴木さんは
きっと次回の選挙でも落選することなく議員を続けるんでしょうね。
そういえば彼は選挙区ではなくて比例代表選出でしたっけ…
自民党も鈴木さんを除名するとかすれば面白いんですけどね。