冬の三都紀行 そにょ2 桂離宮編

そのあと醍醐寺の宝物館を見ようと思いましたが、どうも閉館中のようなので
醍醐寺を後にしました。時間的な余裕があるので、
随心院でも見ながら地下鉄の小野駅まで歩いてみることにしました。
けど、歩道が無い上に車の通りも多く、のんびりと歩く気分では無かったですね。
加えて「小野小町ゆかりの」化粧橋が何の変哲も無い橋だったので
落胆気味でした。

しかし、随心院の入り口を探して行きつ戻りつしていたら、
地元の人が声をかけてくれ、案内してくれました。
この後の桂離宮でも、駐車場の警備員さんが親切に道案内してくれたりして、
今日は結構見知らぬ人の親切が身にしみたって感じです。
結局随心院の拝観はせず、小野駅から地下鉄に乗りました。
終点の二条まで乗って、地下鉄東西線完乗です(^^;)
京阪線として地上を走っていた頃は、
蹴上あたりは風情があったんですけどね〜。

そしていよいよ今日本命の桂離宮です。京都駅からバスで向かいましたけど、
これは大失敗でした。バスは京都駅が始発なのですが、
その始発のバスが途中で渋滞に捕まっているのか、全然来ないです。
15分位遅れてしまい、乗っている途中でイライラし通しでした。
はぁ〜これでは体に悪いですね。
おまけに、お年寄りが沢山乗っており、乗降にも手間取りがちで、
結局集合指定時間になんとか間に合った、って感じでした。
桂離宮も、バス停から入り口まで結構距離ありましたし。
後から考えれば、地下鉄を四条烏丸で降りて
阪急線に乗り換えれば早かったんですよね
‥その時は全然気づいていなかったです。

警備の中、拝観許可の葉書を見せて入場しました。
拝観は、案内の方と一緒に1時間のコースでした、
集団の最後に皇室警察官?が付くのが少し物々しいですね。
けど「苔育成中なので撮影禁止」とはこれ如何に?って気がします。
警官付きですから、撮影なんかしたらすぐつまみ出されそうですけど(^^;)
さすがは元皇室の持ち物ですね〜広々としてゆったりしています。
庭のあちこちに茶室が建てられており、優雅な気分になれますね。
それぞれの茶室は池から舟で行くことが出来るというのも凝った仕掛けです。
入り口には、庭全体を一度に見せないようにする「隠し松」などもありました。