たまには経済のお勉強でも(^^;)

今日は朝起きた時には凄い雨で、これは今日の通勤も大変だわ‥、
と思っていましたけど、家を出る時には見事に止んでました、
ちょっとラッキーだなって感じですね。
最近は夜寝るのが慢性的に遅くなった影響で(笑)
朝会社に行くのも昔より30分遅くなっていますが、今日はそれが良い方に出たのかな(^^;)

★ 今日の読書 「経済ってそういうことだったのか会議」
   (佐藤雅彦竹中平蔵著 日本経済新聞社

小泉内閣の経済財政担当相である竹中平蔵氏の本です。
確か少し前のベストセラーになってましたけど、竹中氏の大臣就任によって
ようやく私も読み始めました(^^;)あはは、ほんとにミーハーですねぇ

タイトル通り、経済の仕組みについて平易に書かれてます。
けど、読んでいくにつれて、竹中氏は今でも所得税累進課税は高すぎると考えていて、
「もっと消費税を上げるべきだ」という持論の持ち主のようです。
「税の公平」を鑑みれば、低所得層からも税金をある程度は取らなければならない、
ということなのですが、この低所得層に属する自分からしてみると、
税負担が増える訳で、あまり面白くは無いですね(^^;)

その税金の使われ方も、整備新幹線とか意味の無いように思える公共投資とか中心で、
老人介護等の高齢化社会への対応は十分ではないですからね。
その為に、日本人全体が将来(老後)への不安を抱いて、
お金を使わずに貯金に回してしまい、結果現在の不景気になっているのではないか、
と私は思っていますから。
まぁ、税金が源泉徴収されているサラリーマンは、年末調整等も自動的に行われる為、
納税意識が薄くなる、という意見には私も賛成しますけど。

あと、日本やヨーロッパは狭い国土の中、昔からほとんど開拓尽くされてしまっていたが、
アメリカは近代まで西部開拓を行っていた為、他国に比べてフロンティア精神が
豊富であり、それがアメリカの強さである、と書かれていてなるほど、と思いました。
このフロンティア精神がある限り、アメリカの強さは健在なのかな‥