昨日の中日ドラゴンズ 中日9-8横浜（はてなプロ野球’06）

• 序盤の大量リードで楽勝かと思いきや‥

いあ、実に凄まじい試合って感じでしたね。
序盤にタイロン・ウッズ選手の2ホーマーが飛び出して、
6-1と大きくリードしており「もう今日は楽勝やね、
でも阪神も相変わらずリードしてやがるな‥」
って思っていたのですが、ここから6回の表に
一気に7点を取られて、6-8と逆転されてしまいましたね。
久々先発の佐藤充投手をこの回降板させたものの、
継投が大失敗で大逆転されてしまいました。。。
鈴木義広投手・小林正人投手あたりが打たれてしまい、
また荒木雅博選手にも珍しいエラーがありましたね。
あれあれあれれ‥という感じで大量失点に繋がってしまいました。
佐藤投手の復活の10勝目も、
この時点で消え去ってしまいましたね。

• 「今日はもう負けかな」と諦めかけていましたけど‥

その後、7回の表には無死２・３塁という
絶好のチャンスを迎えたものの、ここでは点が取れずに、
「今日はこのまま負けかな‥」と諦めかけていましたけど、
８回の裏にチャンスが待っていましたね。
福留孝介選手の押し出し四球のあと、
代わったクルーン投手から、
ウッズ選手が２点タイムリーを放ち
一気に逆転を決めました。いやはやしかしこの日の試合は
ウッズ選手さまさまって感じの展開でしたね。

• 今日から２位・阪神との最終決戦に‥

そして今日からはいよいよ２位阪神タイガースとの
最終決戦を迎えることになりますね。
中日は一時の不振は脱したものの、
この９月は阪神が驚異的な快進撃を見せており、
３ゲーム差にまで詰まっての直接対決になりますね。
３連敗だけはしなければ、といった感じですけど、
中日は阪神とは相性が良いので、その点に期待したいと思います。
ただ今回はお得意のナゴヤドームではなくて、
甲子園なんですよね。阪神応援団の大声援を背にして戦う、
しんどい展開にはなりそうな予感です‥

「戦争を知らない人のための靖国問題」 （はてな年間100冊読書クラブ 117/100）

戦争を知らない人のための靖国問題 (文春新書)

• 戦争をを体験した著者による「靖国神社論」

戦争を自ら体験した著者の上坂冬子さんの手による、
靖国神社論ですね。まぁ、戦中や戦後占領下の
苦難体験を持ち出されると、我々戦後生まれの人達にとっては、
なんとも反論というか、意見を挟み辛いところがありますよね。
先日誕生した「初の戦後生まれ首相」安倍晋三氏が
この本を読んだとしたら、どう思うでしょうか‥？
著者の主張は、基本的には「靖国神社を肯定して、
度重なる中国・韓国の抗議に理詰めで反論」という感じです。
ただ、これらの国が理詰めで納得するのであれば、
苦労はしないでしょうけど‥(^^;)

• 「A級戦犯を合祀しないのが自分の心」という昭和天皇の発言メモは‥

東條英機らの戦犯が逮捕され、処刑されましたけど
確かに「彼等戦犯の命と引き換えに」日本は独立を達成した、
というのは事実ですよね。東京裁判では、
天皇を戦犯にしようとする動きもあったようですが、
東條達はそれを跳ね返して、自ら従容として死んでいった。
確かにそう言われてみればそうだな、と思います。
その事実を考えると、先日話題になった
「A級戦犯を靖国神社に合祀するのは反対、
合祀したから自分は参拝しない」という昭和天皇の発言メモが
あれが事実であれば、昭和天皇はとんでもない酷い奴、
ということになりますよね。。。
東條らA級戦犯は、自らの命を救った恩人って感じですから。

• 「東京裁判の正当性」「講和条約の意義」とは

そういえば、私自身も、「勝者が敗者を裁いた東京裁判の正当性」や
「サンフランシスコ講和条約の意義」
については、あまり思いを巡らせたことは
今まであまり無かったですね。
日本は独立を達成して、戦犯の人々を靖国神社に合祀した、
そこに至る経緯を、私を含めて多くの日本人は
今までほとんど意識する事が無かったかな、と思います。
独立を達成した時に、日本人が「あの戦争」の総括を
改めて行うべきだったのでしょうね。
それを今まで全くして来なかったから、結果的に世論が
GHQ主導による占領政策の一つである、
敗戦国日本のそれまでの価値観の全否定と、
勝者の論理の押し付けに染められてしまっている、
ということになりますよね。。。
そして、日本人全体が戦争についての確固たる
意見を持っていないため、中国や韓国の抗議に対して、
弱気になってしまったりするんですよね‥
これらの国は、正しいか否かはともかく（笑）
主張は基本的に一貫していますから‥