遂に「うつ病」で病院へ

  • 体調不良で休むのは久しぶり‥

一昨日は体調不良で会社を休んでしまいました‥(^^;)
病気で会社を休むのは久しぶりですね。
まぁたまにはそんなこともあっても良いかな、と思ったりして。
ただ、状況的には、かねてから危険のあった「うつ病」が
先週聞いた4月以降の担当業務変更の通知により
本格化してしまったのでは、という懸念が大きかったため、
この機会に病院に行こう、と決心しました。
本当は別の病院に行きたかったのですが、その病院の精神科は、
新規患者の予約は3月以降ではないと無理とのことなので、
とてもそこまでは待てず、近くの病院に行って来ました。
もっともその病院も大きい病院で、
初診料が2,625円も取られてしまうんですけどね‥(^^;)
う〜む、やっぱ安易に病院にかかる事は出来ないなぁ、
と改めて実感してしまいました。
この初診料には保険は効かないですから。

  • HPには「精神科」があるのに、実際には無いとは‥

この病院、HP↓には「精神科」というのがあるため、
http://www.nnh.go.jp/med_guide/clinic/index.html
精神科にかかろうと思っていたのですが、初診申し込み表には
なんと「精神科」が無いんですね、あれ‥?という感じでした。
確かに↓の「外来診療担当表」には、「精神科」は無いですね。
http://www.nnh.go.jp/med_guide/direction/tantou.html
精神科が無ければ、受信する意味も無いのでは‥
と思いましたけど、息苦しさが2日も続いているため、
受信することにしました。確認したら、うつ系は「神経科」だそうです。
大病院だと「長い長い待ち時間」がよく言われていますけど、
今回はほとんど待たなかったですね。
後でHPを見ると、毎日新患担当専門の先生が決まっているため
早かったのかと思います。新患には予約も少ないでしょうから。
ただ、この病院は診療自体早いって感じでしたね、
患者さんが部屋に入ったと思ったら、すぐ出て来ますから(笑)

  • 「担当業務の変更」を強調しすぎたためか、むしろ説得されてしまいました‥

しかし、今日の診断自体は、個人的には満足できませんでした。
担当は私より若いと思われる女性の先生で、
まぁそれ自体は問題ないのですが、肝心の診療の内容については、
どうも上記の「担当業務の変更」のことを強調しすぎたみたいで(^^;)
「新しい業務も、やってみなければ解らない」という感じで
むしろ説教というか説得されてしまいました‥(^^;)
まぁそれも正論には違いないとは思いますけど、
まだこの時点では気分が多少悪かったので、出来れば
気持ち悪さや不安を鎮める薬が欲しかったところなのですが、
先生の診断は「薬も出さない、次の予約もしない」という結果でしたね。
う〜む、今日の私のレベルでは、病院に通うほどでは
無いって感じでしょうか。気分が悪い状態が2日続いており、
ちょっと重症かなと自分では思っていたのですが‥

  • 説明し切れなかったところも出てしまいました‥

加えて、診療が終わった後で、色々言い足りなかったというか、
言い忘れていたことも次々に出てきた(思い出した)ため、
やっぱ自分の現況とかは、先生を目の前にして
言い忘れることの無いように、
事前に紙に書いておくべきだったかなぁ、と思ったりしました。
今回、薬も出ないのでは、今現在の気分の悪さは
我慢するしか無いって感じなんですよね‥
結局、高いお金を払って病院に行ったのにも関わらず、
何の解決にもならない、という結果になってしまいました。
う〜む、メンタル系はこれがありますから、
なかなか解決しないのではないかな、と思ったりしました。
結局この日はこのまま家に帰りましたけど、
朝の8時半頃病院に着いたのですが、
早くも10時前には家に着いてしまいました‥(^^;)

 「「軽症うつ」を治す 」(はてな年間100冊読書クラブ18/100)

「軽症うつ」を治す (新書y)

「軽症うつ」を治す (新書y)

  • 「軽症うつ」の段階では、他の診療科にかかってしまうため、かえって長引くとか‥

私自身がうつ病で実際にダウンしてしまったこともあり、
この機会に手にとってみました。
ただ、現在ダメージを受けている状況で読むのは、
傷口に塩を塗りこむような心地でもありましたけど‥(^^;)
この本では、うつ病の中でも「軽症うつ」病について
主に取り上げられていますね。軽症の段階では、
患者もうつ病とは思わないケースも多く、
例えば体調不良なら内科に行くといった対応をするため、
根本の原因が解決しないためなかなか完治せず、
「軽症」といえどむしろ長引いてしまう事が多いそうです。
まぁ「うつ病」という病気は、今でも体面はあまり良く無いですからね。
私も、今は「会社には知られたくない」と思っていますし。

  • メンタル系の開業医は少ないですよね

そんな「軽症うつ」病への対策について、著者は
大病院ではなく、自分の状態について詳しく把握している
「プライマリーケア(かかりつけ医)」にかかるのが良い、
と説いていますね。なるほど、うつ病は表面上では解りませんから、
うつ病にかかっているか否かを判断するのは
「かかりつけ医」が相応しいような気もします。
ただ、メンタル系の開業医はまだまだ少ないって感じなので、
そのあたりを充実させることも必要でしょうね。
私の場合も、開業医が私の家の近所にも見あたらないので、
大病院に行かざるを得なかったですし‥
本の中では「軽症うつ」なら「心療内科へ」とありますけど、
街中に「心療内科」って見かけないですよね‥

  • 「かかりつけ医」は作るのも大変‥(^^;)

あと、幸か不幸か私はあまり病院のお世話になる事は無いので、
「かかりつけ医」っていないんですよね‥(^^;)
また、保険が効いたとしても、
今では医療費の本人負担は3割に増えていて、
費用的にもバカにならないですからねぇ‥
「かかりつけ医」を作るのも大変って感じですな。
このほかには、「うつ病」の治療法・克服法などが
書かれていました。著者が医師のため、
著者の患者と思われるサラリーマンや主婦などの
具体的な患者の病例や克服例が書かれていますね。
やっぱ実例は面白いというか、説得力がありますな。
その克服例が自分にあてはまるか否かは解らないとはいえ‥
ただ、著者の先生が、患者さんの立場に立った治療を
心掛けている良い先生だな、という雰囲気は、
本を読んでいてしっかりと伝わってきた気がしています。