女子74キロ級の阿武教子選手が金!

日本選手の連日の金メダルゲットが続いています。
今日も女子柔道の阿武選手が金メダルを獲得しました。
準決勝のルブラン戦がすごかったですねぇ、試合時間の5分では決着がつかず、
ゴールデンスコア方式の延長戦に突入し、
その延長戦の4分過ぎに勝利を決めました。
これまでの試合では、延長戦は選手もフラフラになったりしているのですが、
そんな状況の中でも粘り強くチャンスを待った、ということでしょうね。
直前で1試合余分に戦ったも同然なのに、決勝戦ではその疲れを見せることなく
一本勝ち、タフだね〜って感じました(^^;)
阿武選手はこれまでオリンピックには2度出場して、どちらも初戦敗退。
世界選手権等では結果を残していますから、オリンピックという魔物との
戦いだったのでしょうが、今回は過去の2回の敗戦を見事乗り越えましたね。
精神力の賜物だと思います。過去の敗戦のビデオを見て、
欠点を反省したそうですが、
やっぱ勝った試合よりも負けた試合の方が、学ぶものは大きいのですね。

 しかし男子100キロ級の井上康生選手は敗れる!

逆に気持ちの切り替えに失敗したのが、井上選手でしょうか。
シドニーで金、連覇を期待された実力者ですが、準々決勝で敗退。
敗者復活戦でも直前の敗退が尾を引いたままの感じで、こちらも敗退、
メダル無しに終わりました。
直前に怪我をして本調子ではなかったそうですが、
同じような境遇の谷亮子選手は
金メダルを取っていますし、それだけを理由には出来ないと思います。
ヤワラちゃん野村忠宏選手あたりと違って、連覇への意欲、
「絶対勝つ」という執念に欠けていたのかも。
井上選手の敗戦試合も、昨日書いたような、
「技をかけにいって逆襲を食らう」パターンでしたね。

 山本博選手が銀メダル、なんと20年ぶりのメダル獲得!

アーチェリーは私もノーマーク、TV中継もあったのかな?って感じでしたけど、
山本選手が銀を獲得しました。驚いたのは1984年以来20年ぶりのメダル獲得、
というところですね。なるほど体力を使わない競技というものは、
いつまでも現役でいられるんだな、と(^^;)
「とにかくオリンピックに出たい」と考えている人には
お勧めの種目かもしれませんね。いつまでも挑戦が可能っぽいし(笑)
競技人口(ライバル)も少なそうですから。
これもスポーツ扱いなのかなぁ、基本はダーツと変わりないやん、
と思いましたが、そういえば私も大学の体育では
弓道」を選択したことがありましたっけ(^^;)

 女子200m平泳ぎ、田中雅美選手は惜しくも4位!

3位とは100分の5秒差ですか‥辛い結果ですねぇ。
しかし採点競技と違って、タイム勝負は優勝劣敗がハッキリしていますから、
やむを得ないですな。水泳の場合、相手の泳ぎを直接見ることは出来ないので、
自分との戦いでしょうから。
一方、女子200mバタフライで銅メダルを録った中西悠子選手の場合は、
「上位2人の選手にはかなわないから、
最初から銅狙いで泳ごうと決めていた」とか。
勝戦に挑めるのなら、金メダルを狙いたいのは選手として当然でしょうけど、
それを押し殺して予定通り銅をゲット、コーチとしては戦略的中で
会心の笑みなんでしょうけど、選手はどうなのかなぁ‥
内心複雑なのではないでしょうか。特にこの方針を聞かされたときとか。

 阪神を3タテ! 中日3-0阪神

オリンピックの陰にすっかり隠れてしまいましたけど、首位を走る中日は好調、
阪神を3タテです。中日に流れがあるというより、
阪神がドツボにはまっているような感じもしますけど(^^;)
この日も井川に援護無しですからね〜。
中日の先発は今日登録されたばかりの小笠原孝投手、昨年は勝ち星が無く、
先発するたびに打たれ、「もう顔も見たくない、クビにせえ〜」
って感じでしたけど、
生き残りをかけた今日の登板で、7回途中まで無失点に抑えました。
投手王国と言いながらも、野口の抹消等で手薄な先発陣に
一抹の光って感じですね。
先週の6連戦は、紀藤・山井が先発しましたけど、
内容はもう一つでしたから。
ただ、今は好調なのですが、これで打線が湿りだしたら、
ちょっと怖いですね。
この阪神戦では、エースの川上憲伸山本昌が、勝ち星こそついたものの、
結構点を失っていましたから。

 台風15号 被害拡大

最近のTVニュースは最初からオリンピックの話題ばかりのことが多いですが、
今日は台風の話題でしたね。今朝青森県地方に上陸したとか。
この時期、またリンゴへの被害が心配なところですね。TVでもリンゴの木が
強風にさらされている画面が映し出されていました。
しかし、徳島県でしたか、自主的に集会所に避難したら、
その集会所が洪水に襲われて行方不明になってしまった、
なんて事故がありましたけど、あれは悲惨ですなぁ‥
心掛けとしては正しいのに。