「お見合いの達人」(はてな年間100冊読書クラブ 50/100)

お見合いの達人 (講談社プラスアルファ文庫)

お見合いの達人 (講談社プラスアルファ文庫)

  • 名士(夫人)主催の、お見合いパーティ

お見合い経験を重ねて、
遂に理想のパートナーに巡り合った著者が語る、
「お見合い必勝法」ですね。女性の立場から、
「あまり理想を追い求めすぎないこと」
「自分磨きも必要」、「待っているだけではダメ、
積極的に出会いを求めに行くこと」といった
内容が書かれていますね。なるほど東京では、
「名士の夫人の主催のパーティー」が開かれていて、
名士夫人と同クラスの、いわゆる上流階層のみが
集まるようですね。「名士(夫人)主催のパーティ」って、
実際に開催されているのですね(笑)
いまだに家柄にこだわる人って、
実際にいるのだなと思いました。
ただ、こういったパーティでの成婚率は、
非常に低いそうですね…(笑)
「いつまでも決められない」常連の参加者が多く、
マンネリ化したりもしているようです…(笑)

  • ここまで待ったのだから、妥協も出来ないけど…

あと、女性ならではの問題として、
加齢することの焦り(20代と30代では大きく違うこと)や、
男性(夫)に寄りかかって楽をしたいという
安易な気持ちではいけない、といった内容もありますね。
まぁ、著者はマンガを描いたりしているようで、
「自立した女性」を目指していたようなので、
余計に安易な方向に流れる女性のことが、
気になってしまうのでしょうね…
また、年齢を重ねるに従って、条件は悪くなるので
妥協が必要かと思いきや、「ここまで待ったのだから」と
妥協出来ない人も多いそうですね。
しかし、そのようなケースでは、
いわゆる同世代の「いい男」は既に結婚済みで、
お目がねに適うような人は、なかなかいないようですね…(^^;)