NHK教育テレビの「高校講座」

  • 過去の放送が、ネットにUPされているので、便利ですね。

ここ最近連日、NHK教育テレビ
「高校講座」の番組を視聴しています。
NHK教育テレビ・ラジオの講座は、
語学番組も含めて、「徐々に学習を進めていく」ため、
「1年間かけて放送」というケースが多いですね。
「高校講座」も、基本はもちろん、
高校の授業の進度にあわせて、1年間かけての放送になります。
しかし、過去(昨年度)に放送された番組が、
「ライブラリー」として1年間分まとめて、
インターネットのサイトに、アップされています。
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/
これを利用すれば、1年間かけなくても、
その分野の内容を一通り見ることが出来るので、便利ですね。
この「高校講座」、テキストの販売は無いため
(高校の教科書に準拠した放送となっているため、
高校教科書=テキストという役割のようです)
テキストやCDの販売収入が見込めないため、
全てネットにUPされている、
という便利な仕組みになっているのかな、と思います。
また、地球温暖化等の環境に配慮するため、
NHK教育テレビは放送時間の短縮を進めており、
この「高校講座」も、再放送を行わない代わりに、
Webへのアップで対応しているようですね。

  • 実験の映像とか、見ていて興味深いですね

視聴するようになったきっかけとしては、
たまたま深夜にチャンネルを変えていたら、
この「高校講座」の「化学」の番組を放送しており、
その内容が、先日受験した「毒物劇物取扱主任者試験」の、
試験科目の一つである「基礎化学」分野に近かったです。
もちろん参考書等で勉強は進めてはいたのですが、
もう少し早く気づいていれば、「高校講座」の放送が
試験勉強の良い手助けになったのではないかな、
という感じでしたね。「毒物劇物」試験は終わってしまったのですが、
「化学」については、今後受験する予定をしている
危険物取扱者試験・甲種」の試験科目にも含まれています。
危険物試験の受験は、まだ先の話ではありますが、
その参考にでもなればと、今回見始めてみました。
テレビの放送なので、各種の実験の映像が多くて
なかなか面白いですね。例えば、「毒物劇物」の試験勉強では、
ただ覚えるだけという感じで単調であった(笑)、
「塩化銀の白色沈殿の生成」という記述も、
その生成に至る実験を映像で見ると、興味深くなりますね。

  • 「苦手であり、疎い分野」の取っ掛かりに有効かも

私の高校時代は、「化学」は、教師との相性も悪くて(笑)
テストで赤点を取ってしまい、「生物」選択に転向した訳ですが(笑)
「毒物劇物」試験で勉強し、今回この「高校講座」の放送を見ていると、
決して難しいとか、取っつき辛い内容では無いと思います。
やっぱ教師との相性は大事だな〜という感じですね(^^;)
生涯学習」というと、まずは社会人大学院や、放送大学を思い浮かべます。
もっとも、社会人大学院はその授業料も高価ですし(笑)
また、その内容も高度・専門的になりますよね。
「大学で学んだ、等の自分の得意分野や専門分野」なら
(私にとっては、「歴史」とかが該当するのかな)
大学(院)における専攻が、より興味深く学べるのかな、と思います。
しかし、私にとっての「理系」分野の学問のように、
「苦手であり、疎いと思っていた分野」について
学びたいと思い立ったら、この「高校講座」の受講・視聴は
結構有益だな、と思ったりしました。
高校生向けなので、難易度も高くないですからね。
そんな「高校講座」を、高校生だけのモノにしておくのは勿体無いかな、
という感じですね(笑)今視聴している「化学」を、
一通り見終えたら、次は「地学」を見てみようかな、と思っています。
テレビでちらっと放送を見た限りでは、
こちらもなかなか解り易そうで、興味深そうな内容でしたから。