「目立つ力 インターネットで人生を変える方法」（はてな年間100冊読書クラブ 18/100）

目立つ力 (小学館101新書 49)

• 今回は、人気ブロガーを目指す方法

今人気絶頂とも言える、勝間和代さんの本ですね。
タイトルは「インターネットで人生を変える」とありますが、
内容的には、「人気ブロガーを目指すための手法」が書かれていますね。
「自分のブログを人気ブログにして、あわよくば起業も…」
と考えている方にはお薦めの内容だと思います。
まぁ、内容的には、PDCAサイクルを
ブログにあてはめただけなのですが（笑）
「更新はマメにすること」、「トラッシュバック等でアピール」など、
ネットを使っていれば既に常識的な内容であり、
特に目新しい内容の記述はありません。
また、「人気ブログを目指す」という内容ですが、
この本からは、現在の勝間さんは
ブログよりもむしろツィッターにハマっている様子が伺えるので、
その状況でブログを薦めるというのもどうなのか、という感じですね。

• 私は「反カツマー」ですね（笑）

しかし、この本を読んでいると
著者の勝間さんの、「出たがり＆目立ちたがり」なところが
非常に鼻につき、受け付けないですね。
ここまで「目立とうビーム」をバシバシ出されると、
私はさすがに鬱陶しく感じてしまいます。
「出る杭は打たれる」という諺がありますけど、
「しゃしゃり出てくる勝間は、打ちたくなります（笑）」
勝間さんの本は何冊か読みましたけど、
やっぱ私の価値観とは、基本的には相容れないですね。
本書と同じ小学館新書では、
「読書進化論」も受け入れられなかったです。
私はいわゆる、「反カツマー」なのでしょうね（笑）
しかし、世の中には、私とは逆の「カツマー」と呼ばれる
勝間和代支持者が、増殖しているそうですね。
みんな、そこまで目立ちたいのかなぁ…
「人気ブログを目指して作成されるブログ」よりも、
「自分の思いの向くまま、気ままに書いていたら
人気が出たブログ」のほうが
私は好きで、応援したくなりますね。