「EC実践能力検定試験 3級公式テキスト」(はてな年間100冊読書クラブ 17/100)
- 作者: 日本商工会議所
- 出版社/メーカー: FOM出版
- 発売日: 2004/02
- メディア: 単行本
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- 日本商工会議所主催の試験ですが、簿記と比べるとマイナーですね
ECとは、Electric Commerce(電子商取引)のことですね。
標題の「EC実践能力検定試験」は、日本商工会議所が
主催している検定試験であり、この本はその公式テキストになります。
少し前にこの検定試験を受験したこともあり、
テキストも試験に向けて、一通り目を通してみました。
日本商工会議所の検定試験というと、
簿記検定いわゆる日商簿記が名高いところです。
この「EC実践能力検定試験」も同じ日商の主催なのですが、
簿記検定に比べれば、知名度は段違いに低い(笑)という感じです。
私のような資格マニア位しか知らない試験ですね(笑)
また、全国統一で実施される会場受験の試験ではなく、
専門学校の会場に置いてある、パソコンを使って実施される
いわゆるCBT(Computer Based Test)試験ですね。
従って、会場の専門学校が試験日を自由に決められる
試験ともなっています。
- 多少古さは感じますが、説明は割と解り易いです
試験の概要説明はこれ位にして(笑)
閑話休題、書評のほうに話を戻したいと思います。
この本は先に説明した通り、試験の公式テキストです。
試験の公式テキストというと、
今までの各種試験の受験経験から、
「試験分野の情報は網羅されているものの、
解りやすい説明はなされておらず、あまり有用ではない」
という感じのイメージがあるのですが(笑)
この本はECについて、図を用いて
比較的解りやすく説明されていますね。
なかなか読み易い構成に、なっているものと思います。
最後まですんなりと読むことが出来ました。
まぁもっとも、ECは今やネット通販等でお馴染みです。
また、3級ですから、一番易しい試験ということもあるのでしょうけど、
当たり前のように知っている内容が多くて、
正直「テキストを買うまでも無いかな」、と思ってしまいました。
また、このテキストは2004年に最初に発売されてから、
本格的な改訂は行われていないため、
内容的にちょっと古さがある記述も、あったりします。
ネットの世界は、日進月歩の世界ですからね。
- 無勉強で挑むのは、不安もあったので…
まぁ、この試験のテキストは、
現在のところは(おそらく今後も…笑)
この本しかないため、試験に備えて勉強をしようと思うと、
この本を使わざるを得ない現状もあります。
また、無勉強で試験に挑むのも、
ちょっと不安があったので…(苦笑)
受験料は4,000円、安くは無い金額なので、
受験する以上は、しっかりと合格しておきたいですからね。
まぁ、この内容なら、無勉強でも
合格出来たのかもしれませんけど、
それはそれで、試験を受験する意味に
疑問符がついてしまいますからね…