元大関・千代大海、遂に引退！

• ライバル・魁皇にあっけなく敗れ、引退を決意

先場所の九州場所で負け越して関脇に陥落し、
今場所の大関復帰を目指していた千代大海ですが、
初日から3連敗と元気が無く、遂に引退を決意しましたね。
引退決定の一戦が、千代大海の長年のライバルであった
大関・魁皇というのも、何かの因縁でしょうか…(^^;)
その魁皇に、容赦なくひっくり返されて（笑）
千代大海は引退を決意、一方の魁皇はこの1勝で
千代の富士を上回る、幕内史上最多の808勝を達成、
という感じで、思いっきり明暗の分かれた取り組みでしたね。
千代大海と魁皇、両者ともベテラン大関ですが、
ここ数年は両者とも優勝争いに絡むことが無く、
8勝して勝ち越すのがやっと、という感じでしたね。
星勘定が苦しい時には、お互い援助をしあっている？
ような感も見受けられましたけど（ぉ
千代大海が力衰えて大関の座を失ってしまうと、
魁皇のほうはもう容赦はなし、という感じの相撲でしたな…（笑）

• 引き際を誤り、大関の座を汚しまくった感は否めず…

しかし千代大海は、引き際を誤った感が、否めないですな。
まぁ大関陥落前も、2勝13敗なんて場所があり、
少し前から力の衰えは隠せなかったのですが…
本人は、自分の限界まで、現役を続けたかったのでしょうけど、
ここ最近の、平幕力士相手でも
あっけなく負ける相撲が続く様子など、
大関の座を汚しまくった感は、拭えないですね。
まぁ、ライバルの魁皇も、昨年1年間の6場所は
全て8勝7敗、という有様ではありますが…
幕内史上最多勝とはいえ、大関たるにふさわしい成績を
保っているかというと、ここ最近は、残念ながらNoですよね。
ここ最近はこのわずか1勝の差で
力士生活を永らえてきた感のある魁皇ですが、
来場所からは、1勝を計算出来ていた（笑）
千代大海との対戦が、無くなってしまいますね。
この事実は、今後の魁皇にとって、
ボディーブローのように、効いてくるのではないでしょうか。
まぁ、今場所、幕内史上最多勝を達成しており、
今さら横綱昇進もあり得ず、もう自身の土俵人生に
思い残すことは無いのかもしれませんが…(^^;)