阪神タイガース・赤星選手、引退発表！

野球
  • 突然の引退は寝耳に水

プロ野球・阪神タイガースの赤星憲広選手が、
突然の現役引退を発表しましたね。
まさに突然の発表、そして赤星選手はまだ33歳と若いこと、
そしてシーズン終了後、ある程度時間の経った
この時期の発表は異例だな、と思いました。
報道によると、シーズン中の怪我・脊髄損傷の具合が思わしくなく、
このまま現役を続けて万が一再発すると、
命に関わるということで、
成績不振による引退ではなく、
怪我による現役続行断念のようですね。
体力・気力の限界による引退ならともかく、
こういう形での引退は無念でしょうね…
俊足巧打の赤星選手は、1番バッターとして塁に出て
盗塁等でチャンスを広げる好打者でしたからね。
今年は4位、Bクラスに沈んだ阪神は、
城島健司選手の補強などを進めていますが、
「核弾頭」にあたる、赤星選手の引退は痛いでしょうねぇ…

もっとも、赤星選手自身は、脊髄損傷の原因となった
ダイビングキャッチのプレーについては、
後悔はしていないそうです。
プロ野球選手として、本能的に体が動いてしまった
結果としてのプレーだったのでしょうね。
「突っ込むと怪我をしてしまう」という思いも
頭をよぎったかと思うのですが…
同じ外野手の、大リーグのヤンキース・松井秀喜選手も
守備時に突っ込んで、大怪我をしてしまったことがありましたね。
少し前に、大相撲の栃東関が
同じように「現役でこのまま力士を続けると命に関わる」
という病気で引退したことがありましたけど、
プロのスポーツ選手は体が資本、
危険と隣り合わせの商売なのだなと、改めて実感しました。