民主党の大統領候補に、オバマ氏

  • 女性よりも黒人が先に‥

アメリカ大統領選挙予備選挙
民主党の候補は遂にバラック・オバマ氏に決まりましたね。
私は当初はヒラリー・クリントン氏に
決まるかと思っていたのですが、
予想は見事に外れてしまいました‥(^^;)
現在の共和党ブッシュ政権は、
泥沼化してしまったイラク戦争
サブプライムローン問題に端を発する
景気低迷で支持率低迷を続けています。
そのため、次期大統領は共和党ではなく、
民主党から選ばれる可能性が高いと思われるため、
オバマ氏が「アメリカ初の、黒人大統領」
となる可能性が高そうですね。
ヒラリー氏だったら「初の女性大統領」
となるところでした。黒人と女性、
どちらがより拒否感が少ないかとなると
個人的には、女性のほうではないのかな、
と思ってヒラリー氏優位の予想をしていたんですけどね。

  • 人種差別の残るアメリカ、ヒラリー氏支持層の取り込みは‥

アメリカでは、未だに人種差別は根強く
残っているようですね。野球の大リーグでも、
黒人選手はもちろん、日本人などの黄色人選手も
活躍を見せていますけど、
ロッカールームで白人選手から、
差別扱いを受けるケースが、未だに残っているそうです。
実力があってなんぼのプロスポーツ世界ですら
このような状況ですからね‥
今後のオバマ氏は、対共和党(大統領候補のマケイン氏)
だけではなく、自党の民主党のヒラリー氏支持層
(主に白人保守層)の取り込みも図っていかなければ
ならないですから、まだまだ大統領への道は
茨の道って感じですなぁ‥
ヒラリー氏がようやく撤退を決めたものの、
ここまで全米各州で激しい予備選挙を繰り広げており、
選挙戦中には中傷合戦などもあったりして、
対立はなかなか根深いものがあったと思います。
ましてや相手は黒人候補ですからねぇ‥
ヒラリー氏支持層の白人保守層・老年層が
オバマ氏支持にすんなり回れるかとなると、
なかなか微妙なところではないかと思います。

  • 民主党政権でも、日米関係より米中関係優先でしょうね‥

また、共和党政権から民主党政権
久しぶりに政権が交代しそうなのですが、
さて日米関係はどうなるのでしょうか‥?
小泉純一郎元首相が対米べったりの政策を
進めていたりしましたけれど、
アメリカにとっては、今後は国力が縮小傾向に向かう
日本よりも、ますます発展していく中国のほうが
重要になってきているのでしょうね。
日米貿易摩擦は今や昔、今やアメリカの貿易赤字
対中向けが一番大きいとあっては、
日本<中国の傾向は、民主党政権になって
より強化されるのではないでしょうか。
中国重視になると、日本の在日米軍基地は
縮小に向かう可能性が高そうですね。
沖縄など、米軍基地に悩まされている地方にとっては
朗報でしょうか。アメリカの財政も、
日本と同様に、なかなか厳しい状況にありますから、
経費節減に向かうのではないかと思います。
残念ながら、世界における日本の存在感というものは、
今後ますます小さくなっていってしまうのかな‥と。

  • 日本の将来は‥明るくは無いだろうなぁ‥

まぁ仮に存在感が小さくなったとしても
身の丈にあった生活を続けることが出来れば、
それでかまわないと思います。
しかし日本の場合は、「少子高齢化」が急激に進んでおり、
世界に例のない「高齢化社会」を迎えることになります。
高齢化社会になって活力が無くなってしまうと、
これは国力が急激に落ち込んでしまいますよね‥
そうなると将来の日本はどうなってしまうのか‥
個人的には明るい未来は、描き辛いですな‥
減少の一途をたどる若者・労働者人口を補充するため、
外国から移民を認める、という案もあります。
しかし、現時点でも在日ブラジル人
中国人・朝鮮人による凶悪犯罪が
連日マスコミをにぎわせています。
また少し前のフランスで起こった、
移民による暴動の様子などを見ても、
現在ほぼ単一民族状態の日本が
すんなりと移民を受け付けるというのは、
なかなか難しそうですよね‥
また、移民の収入は、地元民と比べると貧しく、
これがまた、犯罪を生む温床になりかねないですからね‥
確かフィリピン人のベビーシッターが
認められたというニュースをどこかで見たような
記憶もありますけど、今後このような流れが
続くかとなると、微妙かと思われます‥