「受験エリートがビジネスエリートになる―格差社会を勝ち抜く「超」勉強法」(はてな年間100冊読書クラブ 90/100)
受験エリートがビジネスエリートになる―格差社会を勝ち抜く「超」勉強法
- 作者: 和田秀樹
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/10
- メディア: 単行本
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- マーケティング的には失敗していそうな本ですね‥(^^;)
反感をあおりそうな本のタイトル、そして
本のカバーには決してイケメンとは言えない(笑)
著者の写真が掲載されており、
あまり手に取ろうという気にはなれない本ですね。
マーケティング的にはこの戦略は
絶対失敗でしょうな(笑)
私だったら少なくともこの著者の写真を
本のカバーには使わないな‥と(笑)
そんな本を手にとって最後まで読んだ私も、
相当物好きだよな〜という感じですね‥(^^;)
- 受験エリートは、その受験スキルを応用出来れば‥
内容的には、受験戦争を勝ち抜いてきた
「受験エリート」は、受験時に磨いた
「問題解決能力」や「時間管理能力」等が
ビジネスシーンにも応用できるため、
ビジネスエリートになる可能性も高い、
という論旨の本でしたね。まぁ実質のところ
学歴崇拝主義、といった感じでしょうか。
この本の著者も東大卒ですからね。
私は個人的には学歴は否定派ですけど、
(=学歴だけでは、人間の優劣は測れないと考えています。)
この本の主張にはまぁ一理あるかな、という感じはしますね。
まぁ確かに受験で求められる能力という面において、
他人より優れた箇所があったからこそ、
受験戦争を勝ち抜くことが出来た訳ですからね。
- 受験戦争を勝ち抜かせることが、子供のために‥?
あと、子供の教育について、
「タレントやスポーツ選手などになれるのは
ほんの一握りである。従って、本当に子供の成功を
願うのであれば、受験戦争を勝ち抜き、
ビジネスエリートを目指すべきである」という点は
ちと考えさせられるものがありました。。。
私自身、上記のように学歴は否定派なので、
今までは自分の子供の教育については、
あまり勉強を強要することはせずに、
「自由に才能を伸ばして欲しい」
なんて考えていました。しかし、この路線では
将来はフリーター・ニート一直線、
という可能性もある訳ですよね。。。
確かにタレントやスポーツ選手など、
一芸系の才能が花開くのは、ごく僅かな人に限られますし‥
という感じで、個人的には子供の教育について、
少々考えさせられる結果ともなりました。