「結婚相談所の所長が書いた 交際がうまくいく人、ダメになる人」 (はてな年間100冊読書クラブ 111/100)

交際がうまくいく人、ダメになる人

交際がうまくいく人、ダメになる人

  • 「結婚相談所の所長が書いた」交際に関するノウハウ本

タイトルにある通り、「カップルを誕生させる」ことが
仕事の結婚相談所の社長が、その経験を元にして
交際を成功させるコツを記した本ですね。
まぁノウハウ本の域を出ないものではありますが、
読んでいて「なるほど」と唸らされる箇所も多く、
なかなか面白かったです。

  • お見合いから始まる交際、デートを中心に

結婚相談所の所長ということで、
(結婚を前提とした)お見合いから始まる交際、
ということなので、普通の恋愛・交際とは
少し違うかもしれませんが。
例えばこの本にある「初デートに役立つ方法」ですが、
既にお互いひかれあっている恋愛状態と、
相手の気を引かないといけないお見合いでは
同じ初デートでも全然別物でしょうからね。
もっとも「ほめられてうれしくない人はいない」から
まず女性の服装をほめてみる、とか、
デートが終わって分かれる際の最後の言葉とか、
なるほど、この本に記載されている内容は
相手の心をつかむ「ノウハウ」であり、
それはどれも残念ながら今の私には
欠けてしまっているな‥と実感してしまいました(^^;)

  • 男性は定期預金、女性は積立預金(笑)

男性向け・女性向けそれぞれの記載があり、
男女どちらでも読む事が出来ますね。
例えば「男性は一目相手が気に入れば、
既にスイッチが入って押せ押せムードになるけれど、
女性は簡単には相手になびかない」という傾向を
男性を定期預金、女性を積立預金に
例えたりしています。なるほど確かに納得、という感じですね。
私自身男として、そういう傾向は確かにありますから(笑)

  • 子孫を残すのは、やっぱ女性が優位に出来ているんですね‥

「男性100人・女性1人が生き残っても、
1年間に精々1〜2人しか子孫を残せないが、
男性1人・女性100人が生き残れば、
同じ1年間でも100人以上の子孫を残す事が出来る。
従って、子孫を残すという点では
女性のほうがより必要」というのも
なるほど言われてみればそうだよね、と思いました。
精子を排出するだけの、男の悲しい性って感じかな‥(^^;)
そんな例を基にして、「女性は1年に1人しか
子孫を残せないため、相手の男性は慎重に選ぶ」など
男と女の独特の違いなどについても、語られていますね。