「ウイニング 勝利の経営」 (はてな年間100冊読書クラブ 84/100)

ウィニング 勝利の経営

ウィニング 勝利の経営

世界的な名経営者である、GEのジャック・ウェルチさんが
書いた経営本ですね。内容を読んでいくと、
さすがは名経営者だな、という感じがしました。
我々普通のサラリーマンにとっても、
参考になる記述がたくさんありましたね。
会社にとって「ミッション」が大事なこと
(私の会社にも「ミッション」ありますけど、
実際のところなかなか浸透していないんですよね‥(^^;)
上級職とかは、浸透させようと躍起になっていますけど、
我々一般社員にとって実感し辛い内容になっているのが
どうなのかな、と個人的には思っています。
あとは、出世競争に敗れた人達の処遇の仕方とかがありますね

(まぁこれは読んでいて勉強にはなりますけど、
普通のサラリーマンにはあまり関係が無いかな‥笑)

  • 予算作りを楽しくする方法とか

個人的に面白かった箇所は、
「退屈な予算作りを、楽しくする方法」でした。
私も会社で実際予算作りに携わっているのですが、
結局各部門間の調整作業に終われる事が多く、
毎年「やってられないな〜」と感じていました。
しかしこの本を読んで、新たな気づきというか、
なるほどこうやって考えることも出来るのか、
と気分を新たにした次第です‥(^^;)
その他、「ライバル会社に勝つ戦略」
「昇進のためにやるべきこと、やってはいけないこと」
など、サラリーマンにとっては
気になる章のタイトルがならんでいますね。
また、少し分厚い本ですけど、
全く肩肘張らずに読める内容になっています。
著者のジャック・ウェルチさんが易しく書いたのか、
それとも翻訳者の翻訳が上手かったのか、
こはちょっと解りませんけど、
翻訳者の本にしては実に読みやすかったですね。