FIFAワールドカップ 13日目 ポルトガル2-1メキシコ

  • この試合に決勝T進出をかけるメキシコですが‥

グループCの最終戦の一試合は、既に決勝トーナメント
進出を決めているポルトガルと、この試合に進出をかける
メキシコとの一戦になりました。
ポルトガルは先日のイラン戦で活躍したデコ選手など、
既にイエローカードを食らっている選手を欠場させ、
決勝トーナメントに備えた布陣でしたね。
試合は序盤からメキシコが攻勢でしたけど、
一瞬の隙を突き、先制点を挙げたのはポルトガルでした。

  • 先取点で試合の流れが変わる

この先取点で、試合の流れが大きく変わりましたね。
それまで優位に試合を進めていたメキシコの勢いが止まり、
流れはポルトガルに傾いた、そんな印象がありました。
そして、セットプレーからメキシコDFのハンドによってPK、
これを確実に決めてポルトガルが2-0とリードします。
嫌な展開の追加失点で、メキシコは意気消沈かと思いきや、
失点からまもなく今度はセットプレーから
メキシコが1点を返しますね。
めげそうになる展開ですかさず1点を返す、
こういうところはさすがは強豪国だなって感じがしました。
同点にされた後、立て続けに2失点してしまった
日本とはちと違うな、というところですね‥(^^;)

  • 1人少なくても、攻め続けたメキシコ

その後は後半も「攻めるメキシコ、守るポルトガル
の展開が続きますね。メキシコは後半のPKを
決められなかったのが痛かったですね。
あのPKの失敗で、結局そのまま最後まで
追いつけなかったかな、という感じがしました。
追いついていたら試合は解からなかったでしょうね。
ただ、退場で1人少ない中でも終始攻め続けて
(&そして失点しなかった)ところは凄いですね。
一方のポルトガルは、イエローカードが乱舞する中で、
この試合でカードを貰った選手を選手交代で外すなど、
「次回出場停止者を出さない&まだリードしているので、
守りを固めてそのまま逃げ切ろう」という姿勢の
スコラリ監督の冷静な采配が光りましたな。
さすがは前回(ブラジル)の優勝監督ですな、
W杯の勝ち方を熟知している、そんな感じがしました。
あと、GKリカルド選手の好セーブも光りました。