「花鳥画の煌き」展(名古屋ボストン美術館)

今日は上記の展覧会に行って来ました。
行く前は、パンフレットに狩野派の作品が載っていたので
日本画が中心かな、と思っていました。
しかし「花鳥画」というのは中国が発祥の地で
主に中国国内で広まったため、実際は中国の作品が中心でしたね。
中には儒教などに基づいている宗教を題材にした作品もありました。
「鶴に松」や「鳳凰と桐」など、
花札でおなじみの組み合わせもありましたね(笑)
「なるほど、花札の組み合わせも由来はしっかりしているんだ」
と改めて実感したりしました(笑)
あとは、仲の良い夫婦の引き合いに出される
「おしどり」なども題材になっていましたね。

  • 今回の展覧会の目玉作品、徽宗の「五色鸚鵡図」

花鳥画」と言いつつも、絵画だけではなく
青銅器や陶器など、色々な美術品が並ぶのは
ここ名古屋ボストン美術館の特徴って感じですね。
今回の目玉は、宋の皇帝でもあった徽宗の「五色鸚鵡図」ですね。
鸚鵡が木の枝に止まった瞬間を、絵にしたものです。
なるほど、筆遣いといい見事だと思いました。
皇帝に生まれなければ‥という感じですよね。
このほか、西太后が描いた絵などもありました。
清朝末期、政治を思うがままにした男勝りの西太后
その筆遣いは雄大かと思いきや、意外と繊細って感じでしたね。
そして日本画では、狩野派の屏風など。
この中では葛飾北斎の版画の青色が鮮やかだったのが、
印象に残りました。

  • 写真はどう鑑賞すればよいものやら‥

5階のオープンギャラリーでは、「アメリカ近代写真のパイオニア
ということで、写真の展示がありました。
しかし、写真というのはどう鑑賞すれば良いんでしょうかねぇ‥(^^;)
入場料はこのオープンギャラリーも込みって感じなので、
一応見ておこうと思ったのですが、
まさに通り過ぎただけでした(笑)
アメリカの風景写真といっても、
馴染みが無いので「ふーん」って感じだし‥

  • このあとは「イオン熱田店」へ

このあとは折角金山まで出てきていたので、
金山駅の南口から無料バスに乗って、
「イオン熱田店」に行って来ました。
さすがはゴールデンウィーク本番だけあって、
ここのようなショッピングセンターは混みあっていましたねぇ。
とはいえ、イオンはあまり安くは無いかな、と思ったりして(苦笑)
結局ウインドウショッピングが中心になってしまいました(^^;)