レース回顧(皐月賞)

少し前に書き上げていたんですけど、
アップするのを忘れていたので(^^;)この機会に‥

  • 名騎手の騎乗馬が人気を集める中で、石橋守騎手が初G1制覇!

もう1週間前になってしまいましたけど、
先週の皐月賞のレース回顧をしてみたいと思います。
1番人気は武豊騎手騎乗の△アドマイヤムーン
2番人気はその武豊騎手から、今年中央に移籍してきた
岩田康誠騎手に乗り替わった▲フサイチジャンク
と名騎手の騎乗する馬が人気を集めました。
しかし結果はその人気騎手をあざ笑うかのように、
これがG1初勝利となる、石橋守騎手騎乗の○メイショウサムソン
クラシック最初の一冠・皐月賞をもぎ取りましたね。
22年目のG1初制覇、さぞ嬉しかったことと思います。

石橋騎手といえば、名ダート馬ライブリマウントとの
コンビが有名ですけど、その頃はまだフェブラリーS
G1レースではなかったですからね。
もう10年以上前になる、トウショウアイ
エリザベス女王杯(G1)(1番人気2着)は
どちらかというと押し出された1番人気、
という印象がありましたし。
またそれ以降、石橋騎手がG1レースでは
有力馬に騎乗する機会は無かったような記憶がありますね‥

  • 高田騎手も内をきっちりと回って、好結果の2着

2着には、デムーロ騎手の騎乗停止により、
急遽騎乗が決まった高田潤騎手のドリームパスポートが入りました。
外人騎手や地方競馬の騎手など、いわゆる「名騎手」頼みの傾向が
強まっている中で、この石橋騎手-高田騎手の組み合わせで決まるとは
少々意外って感じでしたね。
メイショウサムソンは、◎フサイチリシャール(3番人気)に
前走のスプリングS(G2)で先着しているのに6番人気、
ドリームパスポートは、そのスプリングS
サムソン・リシャールと差の無い3着でしたけど、
更に人気を落として10番人気でしたからねぇ。
予想以上に高田騎手が嫌われたって感じですね、
人気の盲点になった感がありますな。
お陰で、高田騎手も人気のプレッシャーを受けずに、
気楽に乗れたので好結果につながったのかな、と思います。
内枠でしたけど、その枠を生かしてきっちりと内を
距離ロス無く回ってきて2着に繋がりましたから‥

2番人気の▲フサイチジャンクは3着、
そしてこれをマークしていた1番人気の△アドマイヤムーン
4着に終わりましたね。両馬とも少し後ろから行き過ぎたかな、
という感じはしました。▲ジャンクは、強いメンバーと
対戦せずにここまで4連勝、という感じで、
その実力に関してはまだ疑心暗鬼なところもありました。
しかし本番の舞台で3着入着は、
力のあるところを見せたという感じですね。
セリ市で高額で落札された馬ということ、
及びTVの「ジャンクスポーツ」から名づけられた、
ということで実力以上の注目を集めていましたけど、
皐月賞3着で実力も伴ってきたカナ、という感じですね。