「「お子さま男」のしつけ方」(はてな年間100冊読書クラブ 47/100)

「お子さま男」のしつけ方

「お子さま男」のしつけ方

  • 男尊女卑的な考え方は、洋の東西を問わず

女性の著者が女性向けに書いた「お子さま男」のしつけ方の本ですね。
気を使うのが下手だったり、あるいは乱暴だったりして、
「お子さま男」に悩む男性は多いそうですね。
これは日本の話かと思いきや、作者は外国人なんですよね。
女性の社会進出が盛んな欧米諸国でも、
やっぱ男尊女卑的な考え方をする「お子さま男」は
存在するんだなぁ、ということを実感しました。
また、女性差別がまだ残っているということも
ちょっと意外かなという感じがしました。

  • 性欲にも男女差、ポルノは見ただけでも不快に‥

この本の中には、性生活に関する話題も取り上げられており、
まぁ性欲に男女差があることは良く知られていますけど、
もちろん男性が無理やり思いを遂げるのはどうかと思います。
しかし、拒まれた時に、エロ本などで性欲を解消する(笑)
ということはよくある例かと思っていたのですが、
これは女性にとっては不愉快なことのようですね‥
ポルノ系は、男性視点によって形作られたエロのため、
女性から見ると不快感を及ぼすことが多いようです。
まぁ言われてみれば当たり前のことなのですが、
私は最近はそちらの配慮がおろそかになっていましたね‥
ここあたりで反省してみたいと思います。

  • 男はどうしても「外面が良くて内面が悪く」なってしまいますね‥

「他人の前ではいい人」など、いわゆる
「外面が良くて内面が悪い」というケースも取り上げられていますね。
まぁ我々会社員にとっては、どうしても会社における
外面は我慢してでも良くせざるを得ず、
その分家庭(内面)に跳ね返ってくるという感じがします。
しかし私も、もう少しそういった点に気を配れるように
なりたいなと思っています。
もっとも、人格的に出来た人間になることは、
私にとっては永遠の課題って感じなんですけどね‥(苦笑)
なかなか本に書かれているようにはなれないですな‥(^^;)