「ファシリテーション入門」(はてな年間100冊読書クラブ 35/100)

ファシリテーション入門 (日経文庫)

ファシリテーション入門 (日経文庫)

  • 講習の事前課題テキストとして‥

先週の木曜日に、会社でこの「ファシリテーション
関係の半日講習を受講しました。
本書はその「事前課題テキスト」として配られたものです。
ファシリテーション」という言葉は
まだまだ聞き慣れないと思われますが、
要するに「問題の解決や合意の形成を促進する手法
といった感じですね。最近では、
「時間ばかりかかるけど何も決まらない」会議の
運営方法の改善手段として注目されているそうです。

例えば会議では、議長とは別に、スキルを持った
ファシリテーター」を置き、そのファシリテーターが、
様々なポイントを念頭に置いて、会議をリードしていくことが
円滑に会議を進める上で肝要だと説明されていますね。
とはいえ、誰もがファシリテーターとして
会議を仕切る必要は無いかと思います。
仕切り屋が増えるばかりでは、会議はますます
踊ってしまいそうな予感がしてしまいますから‥(笑)

  • 「会議に出席する姿勢」も大事ですね‥

しかしサラリーマンにとっては、会議に割かれる時間は
毎日馬鹿にならないと思われるため、
このファシリテーションの知識を持って会議に臨めば、
会議の時間が会社と自分双方にとって
有意義なものになるかと思いますし、
また上司からの評価の向上にも繋がるのではないでしょうか。
この本の内容は「ファシリテーター」向けでしたけど、
今日の講習のほうは、むしろ「会議に出席する姿勢」のほうに
焦点があてられていた、という感じですね。
でも、私を含めた今日の出席者に対しては
「お前らは仕切らんでもええ(まだそこまでのレベルではない)
と言われているような感じもしてしまいました‥