今日の重賞レース回顧(ジャパンカップ)

  • ハイペースで直線は大混戦

前哨戦ともいえる天皇賞・秋のスローペースとは違って、
今日のジャパンカップは、2年前の覇者・タップダンスシチー
ハイペース気味に逃げる展開となりましたね。
タップダンスシチーは最後はバテてしまいましたけど、
この展開のお陰で、最後の直線は非常に面白くなりましたね(^^;)

勝ったのは名手・デットーリ騎手騎乗の▲アルカセットでした。
天皇賞・秋はスローな展開に泣いた◎ハーツクライにとって、
今日のハイペースは絶好の展開となったかと思いましたけど、
その通り道中は後方3番手あたりから追い込んで来ましたが、
アルカセットが最後は粘りきりましたね。
ジャパンカップに出走する外国馬は招待ということもあって、
やる気の無い体制で惨敗することもあり、
毎年その取捨選択に頭を悩ませるところなのですが、
やっぱり本調子の外国馬はタフですなぁ
デットーリ騎手はさすがに上手いですな。
アルカセットは位置取りは割と前の方でしたから、
勢い的には後ろから行ったハーツクライよりも
苦しかった筈なのですが‥

ハーツクライルメール騎手は、先週のマイルCS
ダイワメジャーに続く「悔しい2着」となりました。
しかし、両方とも先着したのは日本人騎手ではなく、
外国人騎手ですから余計に無念でしょうね‥(^^;)
ハーツクライのほうも、あと一歩戴冠には届きませんねぇ‥
あと個人的には、「天皇賞・秋の負けは実力負けでは無い」
と確信して、このレースも引き続き
追っかけていて良かったです‥(^^;)
あと一歩届きませんでしたけど、先週までのエリザベス女王杯
マイルCSに続いて、「天皇賞・秋の敗戦組が巻き返し」ましたね。

断然の1番人気に支持された○ゼンノロブロイでしたが、
3着に終わりました。通常よりもやや後ろ目に位置し、
この位置取りはペースが速くなりましたから、
結果的に正解だったと思いますが、
それでも2頭に先着を許したところは、
天皇賞・秋の時に抱いた「やっぱ昨年よりも衰えが見えるかな」
という気持ちを確信しました。
2度目の秋のG13連覇を狙ったテイエムオペラオー
2年目は結局1冠も取れなかったことと、イメージが重なりますね。